みなさんこんにちは、青山キリカです。
2023年もあっという間に過ぎ去ってしまいました。さて、年末の風物詩といえば、今年買ってよかったもののご紹介タイムです。
今年はとんでもなく大量のガジェットを購入しちゃいました。たくさんの散財、体験を通し、ようやく手にした珠玉の逸品は紹介しないわけには行きませんよね。
ということで、今年買ってよかったものをカウントダウン形式で発表します。
2023年 買ってよかったものランキング
それでは早速第5位から発表!
5位 AeroBand PocketDrum 2 Plus
第5位はこちら、AeroBand PocketDrum 2 Plus。
これは結構ニッチなガジェットで、「音が鳴るエアドラム」というおもしろ製品です。製品にはスティックとフットペダルのみが含まれていて、実際のドラムがあると思われる場所に向かってスティックを振ると音が鳴るという近未来のガジェット。
僕は音楽が好きで、楽器や音楽系ガジェットも幅広く触っています。その中で、どうしても個人の家で楽しむのが難しいのはドラムですよね。ドラムは非常に音が大きいため、スタジオや立派な防音室でしか楽しむことが難しく、個人で所有するなら電子ドラムになります。
ということで電子ドラムを購入し、演奏を楽しんでいた時期もあるのですが、集合住宅への引越しに伴いこれの騒音さえも出せない環境になりました。
当時持っていた電子ドラム↓もとても気に入っていたのですが環境面から手放すことに…
そこで白羽の矢が立ったのが、AeroBand PocketDrum 2 Plus。
叩く度にバイブレーションで叩いたフィードバックを再現してくれるため、リアルな演奏感を楽しむことが可能。でも実際のドラムは一切叩いていないため騒音はゼロ。ドラム本体なんてものも存在しないため収納スペースはスティックケースのみでOKという音楽好きミニマリストにとっての救世主のようなガジェットでした。
100点満点のガジェットではなく、使っているうちに位置センサーがズレるといったトラブルは多いものの、唯一無二の体験ができる将来性を感じるガジェットとしてランクインしました。
4位 Varmilo 73 Sea Melody JIS Keyboard
続いて第4位はこちら。キーボード大好きなキーボードオタクがあらゆるキーボードを叩き続けて到達した最強のキーボード、Varmilo 73 Sea Melody JIS Keyboard。
Varmilo 73 Sea Melody JIS Keyboardは「ジャスミン軸」という軸を搭載したキーボードです。キーボードに詳しい方は青軸、茶軸、赤軸と言った軸の名前を聞いたことがあるかと思いますが、ジャスミン軸は聞いたことがないなぁという方も多いと思います。
ジャスミン軸はvarmilo社のオリジナルキースイッチで、小気味いい打鍵音と浅く触るだけですぐ入力される圧倒的な反応速度が特徴です。
Cherry MX Speed Silver と近いって言われています。
あまりにも浅い押し込みで反応するため、慣れるまでとにかく誤字が多かった…
打鍵音が圧倒的に気持ちよく、これを撮るためだけにASMRレコーダーを買っちゃったほど。こちらはYoutubeに動画を上げているので気になった方はぜひどうぞ。
ブログはとにかく文字を大量に打つ作業なので、長時間疲れず、かつ高速で打てるジャスミン軸と相性ピッタリ。大型で有線接続のモデルなので屋外までは持ち出しませんが、自宅でゆっくり大量の文字を打つ際は頼りになる最高のキーボードです。
3位 Sony α6400
続いてのランク入りはこちら、ソニーのデジタル一眼レフカメラ、α6400。
今年はブログでのガジェット紹介に力を入れたため、製品をキレイに写すための映像機器として購入しました。
今まではカメラのクオリティが高いと言われているiPhoneやGalaxy S23 Ultra等のスマホでの撮影をメインに行なっていましたが、撮影のみを専門とするカメラでの撮影はやはり別格。奥行きがあるというか、言葉で説明するのは難しいのですが深みが違う写真が撮れます。
カニとかにかまぼこくらい違う。
分かるような分からんような
「物を少なく抑えたい」というミニマリズムな思考を持つ僕ですが、どんなによいスマホカメラよりも写真専門のカメラのほうがキレイでイメージに合う写真が作れます。
本当はもっと上位に来ていいポテンシャルを持つ製品ですが、マイナスポイントは今年後継機のα6700が出てしまったこと。α6400を購入して喜んでいた矢先、α6700のお披露目があり、「あれぇっ?!」となってしまったことを今でも覚えています。
タイミング悪すぎて紹介記事を書きそびれたんだよね。
α6400はエントリーモデルのカメラとして非常に満足度の高い製品ではあるものの、重大なめんどくささを抱えています。それが、充電端子がmicroUSBだという点。後継機のα6700はPD充電対応のType-C端子充電なので、普段遣いの充電器、充電ケーブルを簡単に流用できます。一方のα6400は充電速度もType-Cの物ほど早くないため、「使いたいときに電池がない」という場面がしばしば。
購入時期を少し遅らせていれば後継機が買えた。その一点で順位が控えめになっています。
今から買うなら後継機がオススメだけど、型落ちで安価に手に入れることができるなら選択肢には十分入るかと思います。
2位 let’s note CF-SR3JDMCR
12月に買ってきたばかりのlet’s noteがまさかのランクイン。
僕はカフェと言った自宅の外でブログを書く時間が好きなので、「アンダー1kgで持ち運びやすく、本体が丈夫なブログ執筆マシンがほしい」という目的で探し出したのがこのレッツノート。
メインのノートPCは持っていたものの、重量が大きく、またバッテリー駆動時間も短いため持ち歩きや軽い作業には向いていませんでした。
let’s note CF-SR3JDMCRは本体が900g台ととにかく軽く、開いた状態でも片手で持ち歩くことができます。軽さのために本体の丈夫さやバッテリーを犠牲にすることもなく、ロングバッテリーや落下試験のクリアと言った「持ち歩いていつでも使える」という目的の前に立ちふさがっていた障害を全部取り払ってくれます。
強みは本体の重さやバッテリーだけでなく、
- キーボードの打鍵感
- 高速スクロールが可能なトラックパッド
- 一切邪魔にならず作業の快適さを支えてくれる純正ソフトウェア
といった細かいポイントも魅力。
長年多くのビジネスマンに愛されている名機だけあって細かいところまで惜しまずに快適さのためのチューンナップが施されているのが素晴らしい。
今も本記事はlet’s noteで執筆中だよ!
普段遣いするおおよそすべての入出力端子が本体に備わっていることもあり、外付けのSDカードリーダーやUSBハブ等を持ち歩かなくていい点も結果的にミニマルでお気に入り。
1位 Galaxy Z Fold5
堂々の第一位はサムスン製の折りたたみスマホ、Galaxy Z Fold5が受賞!
気に入っている理由はずばり、意識せずに大画面を常に持ち歩けること。言うまでもありませんが、画面が大きいことは絶対に便利。操作性が良くなりますし、多くの情報が一瞬の間に画面上を流れます。
従来はiPad miniを持ち歩き、スマホと併用していましたが、今ではGalaxy Z Fold5の1台のみを持ち歩けば完結するようになりました。Galaxy Z Fold5は約253gと普通のスマホよりは重いですが、iPad miniを持ち歩かなくて良くなると考えるとカバンの中身のトータル重量は軽くなっちゃいますね!
特殊なギミックを搭載したスマホは性能を犠牲にしがちと思いますが、Galaxy Z Fold5はその点もバッチリカバー。Galaxy S23 Ultraなどと同等のsnapdragon 8 gen2 Mobile Platform for Galaxyを搭載しており、どんなヘビーな作業もサクッとこなします。
Galaxy Z Fold5はその大画面を生かしたマルチタスクが得意ですが、ハイパワーなsnapdragon 8 gen2 Mobile Platform for Galaxyを搭載しているおかげでマルチタスク時も性能不足になりません。
S23 Ultraも買っていたので、性能面に不足がないことはばっちり確認済み!
とにかく全部フルパワー。
正直なところ僕は折りたたみスマホというジャンルに魅力を感じておらず、「壊れそうじゃない?」「曲がる必要ある?」と思っていましたが、実物に触れたことでそのイメージはガラリと変わりました。Z Fold5はシリーズ5世代目ということもあり、折り曲げに心地なさは一切感じません。当然のように折り曲がり、隙間なくたたむことが可能です。使いたいときにさっと大画面にでき、最低限の情報を急いで読みたいときには開かない状態でお手軽に確認。これの使い分けが今までのスマホにない新たな便利さを提供してくれました。
余談ですが、数えてみたところ、管理人青山は2023年に7台のスマホを趣味で購入していました。
- Google Pixel 7 Pro
- Google Pixel 6a
- Google Pixel 6a (2台目)
- Google Pixel 7a
- Apple iPhone13 mini
- Galaxy S23 Ultra
- Galaxy Z Fold 5
↓全部私物
ガジェット好きとして来年もこのペースで端末を買っていきたいところですね。
これほどの台数を渡り歩いてきた僕ですが、「今後はもう折りたたみスマホしかさわれない!」と思ってしまうほどにはその便利さが生活に溶け込んでしまいました。
まとめ
ということで、2023年買ってよかったものランキングでした。
上位のガジェットは「折りたたみスマホ」「lets note」と言った、
知っていたけど避けていたもの、食わず嫌いをしていたもの
がランクインしました。今までは直感で選択肢から外してしまっていたものの、多くの人に愛され、シリーズが続くほどに洗練されたものには相応の魅力があるものですね。もっと早くこの魅力を知っていたかった…。
また、今年は買ったものがことごとく買った直後に新モデルを発売。
例えば、
- α6400
- XREAL Air
- Surface laptop studio
といったものは僕が買った直後に後継機モデルが発売し、ちょっと落ち込む日々が続いていました。来年はもう少し情報収集を丁寧に行い、新モデル発売に合わせて買えると嬉しいですね。
ということで2023年もありがとうございました。来年もまた張り切って散財します。