みなさんこんにちは、青山キリカです。
今回は(またもや)キーボードの話。
最後にキーボードを買ったのはいつだっけ?
ええと、1ヶ月前ですね。
先日買ったばかりにもかかわらず、一目惚れして衝動買いしてしまったキーボード、「Varmilo 73 Sea Melody JIS Keyboard」があまりにもグッドな製品だったので、レビューを書かせていただきます。
先日買ったのはこのモデルですね。コイツも気に入っているんですが…。
※追記
このキーボードの紹介動画を投稿いたしました。文字だけではわからない特徴的な打鍵音もばっちり確認できちゃいます。本記事とあわせてお楽しみください。
Varmilo 73 Sea Melody JIS Keyboardを開封
さて、では早速開封…の前に、見てくださいこの箱のデザイン。今回は海をモチーフとしたデザインのモデルを買いましたが、箱もそのテーマに沿ったオリジナルのものとなっています。製品に対するアツいこだわりを感じます。
開封!キー配列に合わせたプラスチックカバーが運搬時のダメージを減らします。
メインは後に回し、まずは付属品から眺めてみましょう。なんと、クジラモチーフのポストカードが入っていました。製品のみを求める方には不要かもしれませんが、統一感のあるコレクションとしては非常に嬉しい一品。しかも、一枚だけではなく複数枚入っているというこだわりっぷり。
額縁に入れてPCデスクに置いておくと統一感が出ていいかも!
かなり大型でしっかりしたキープラーもセットに入っています。キープラーの作りが良い機種は本体の性能も良いようなイメージがあります。
スペアのキーキャップが一つ付属。なんと、こちらもオリジナルデザインで既存のすべてのキーとデザインが異なります。
大きなクジラの尻尾が印刷されています。好きなキーと入れ替えて使ったり、手持ちの他キーボードに装着しても可愛いですね。
PCとキーボードの接続に使うケーブルはType-C to USB-Aのケーブルです。本体と統一感のある水色のデザイン。
本体がこちら!白と水色のツートンカラーで、統一感のある細かいデザインが散りばめられています。今回は73キーのの日本語配列モデルなので、キーレイアウトはこんな感じ。テンキーがなく、ファンクションキー(F1、F2とか)が数字キーと一体化しているタイプです。
キャップは耐久性があるPBT製です。
冷たさを感じるサラサラの手触りで、少しのザラつきも感じません。
キートップの文字は昇華印刷による印字で、物理的に摩耗しなければ表記が消えません。
一生付き合っていける機器の一つになるかも!
脚は爪2本。高さ調整機能はありません。
PC本体との接続端子はエンターキー上部にあります。
Varmilo 73 Sea Melody JIS Keyboard の魅力・メリット
ここまでは製品を写真メインで紹介してきました。
ここからは、実際にこの製品を利用した感想を通した製品の強み、メリットをご紹介。
最高の打鍵感
今回僕がこの製品をチョイスした理由が、圧倒的なタイピングの打ち心地。
VARMILO 静電容量式スイッチは、「静電容量式」と呼ばれる仕組みを搭載しています。
静電容量式のキーボードとは、キースイッチの構造に「静電容量無接点方式」という仕組みを採用しているキーボードのことです。
この方式は、キーを押すと内部のスプリングが変形し、その静電容量の変化を感知して入力を認識するもので、摩耗や液こぼれに強く、信頼性や耐久性が高いとされています。
有名な静電容量式のキーボードと言ったら、東プレのREALFORCE (リアルフォース) やHHKB (ハッピーハッキングキーボード)だね。
これらの機種は高級キーボードの代名詞でもあり、静電容量式のキーボードはキーボード好きが必ず通る道と言えるかもしれません。
アミロの静電容量式スイッチは、静電容量式スイッチの信頼性、耐久性に加え、メカニカルスイッチの打鍵感を兼ね備えています。
メカニカルスイッチと違い、物理的な接触無しでオンオフの判定を行うため、摩耗せず、高寿命です。
また、静電容量の変化による反応なので、遅延が小さく、ゲーマーにも向いているシステムと言えます。
僕もかつてREALFORCEを使っていたことがありますが、いわゆる「スコスコ」と呼ばれる、少し静かな打鍵感に物足りなさを感じていました。
アミロの静電容量式スイッチは、静電容量式でありながら、メカニカルスイッチの打ち心地の良さを兼ね備えているため、打っていてとにかく気持ちが良いです。
アミロの静電容量式スイッチには、その中にもいくつかのバリエーションがあります。
今回僕が購入したのは、ジャスミン軸。
ジャスミン軸はCherry MX Speed Silverに近いジャンルのリニアスイッチです。
押下圧は40g。そして大きな特徴が、作動点が1.0mmという驚異の浅さ。深く押し込まなくても、軽く触れるだけでキーが反応してしまいます。
ぶっちゃけ、慣れるまではあまりの浅さに他のキーを巻き込んでしまいがち。圧倒的な浅さにより、競技タイピングや極めて早い反応が求められるゲーマー、そしてもちろん、長文を高速で打つタイピング職人にオススメ。
僕も未だにこの浅さに完全には慣れていません。
あまりにも軽く触るだけで巻き込んじゃう
一度触ったらもう戻れない最高速の世界がここに
特にスペースキーの音の良さが圧巻。他のキーより一回り低いトッコンという音がタイピング中のいいアクセントになります。
もう、これを買ってから意味もなくどうでもいい文章をメモ帳に書くようになった。
ブログを書くときも、この打鍵音を聴きたいがためにイヤホンをしなくなりました。
統一感のあるおしゃれなデザイン
Varmiloのこのシリーズを語るのに欠かせないポイントの一つが、その統一感のあるおしゃれなデザイン。
僕が今回チョイスしたデザインは海がモチーフ。
矢印キーには魚の背が写り、スペースキーには優雅に海を漂うクジラが大胆にあしらわれています。
Windowsキーにはクラゲが。実は購入するまでこのクラゲに気づいていませんでした。クラゲが好きなので、とても愛着が湧きます。
僕が所有しているモデルはキー数が最も少ないですが、テンキー等があるモデルでは、そちらのキーにも独自の統一感あるモチーフが印刷されています。
同シリーズには他に、桜をモチーフにしたデザインや、
パンダと竹をモチーフにしたデザインもあります。
ショップでは同テーマのオフィスチェアやデスクマットも販売されており、部屋全体を統一感のあるデザインに揃えることも可能です。
バックライトも備えている
実はこのキーボード、しっかりバックライトもついています。
いわゆるゲーミングカラーではなく、白いバックライトが搭載されています。
僕はRGB系のバックライトがあまり好きではないため、ホワイトの柔らかいLEDなのがありがたい。
Fnキーと上下キーによってバックライトの明るさを4段階で調整可能。まるまるオフにすることも可能です。発光パターンにもバリエーションがあり、Fnキーと左右キーで点滅のパターンを変えることが可能です。
キートップ自体は光を通さない素材なので、「文字部分が光るデザインが好き」という方はキートップのカスタマイズも検討してみるといいかも。
カスタマイズ性能が抜群
魅力的なのはわかったけど、ちょっとXXが合わないんだよなぁ、とお考えの方。
実はこのキーボード、オーダーメイドで購入することも可能です。
アミロオーダーメイドを利用すると、トップケース、ボトムケース、スイッチ、キートップなどを自由に組み合わせ、好みのキーボードを作成することが可能です。
また、文字や小さな絵のレーザー印刷も可能で、カスタマイズを超えた世界に1台だけのモデルを持つことが可能です。
まずはサイズと配列を選択。今回の僕のモデルは65%配列の日本語配列にあたります。
キーキャップと刻印の印刷にはカラーチャートが用意されているため、「赤にピンクの印刷だと見えないかな?」、「無刻印に近いデザインにしたいから、黒に灰色で印刷したいけど、どのくらい目立つ?」といった疑問を事前に解消することが出来ます。
例えば、写真上、紅いキャップにオレンジの印刷はほぼ見えない。
文字、イラストを刻印できるのはフロント、バック、矢印キーの上の3箇所。ただし矢印キーの上はコンパクトサイズだとゆとりがない。
こんなふうに好みの要素だけを組み合わせてより自分好みの製品に仕上げてしまうこともできます。
Varmiloさん何でもありだね?!?!
まとめ
ということで、Varmilo 73 Sea Melody JIS Keyboardの製品レビューでした。
Varmilo 73 Sea Melody JIS Keyboardは
- 静電容量式とメカニカルスイッチのハイブリット
- 静電容量式ながら比較的安価
- バックライトも搭載
- オーダーメイドで自分好み似!
と、本当に語り尽くせないほど魅力がたっぷりの製品です。