みなさん、腕時計って使ってますか?
最近ではAppleWatchを使っている人が増え、遠くから見ても「あの人はきっとiPhoneユーザだな」と分かるような事が多くなってきました。
さて、僕は5年以上腕時計無しの生活をしています。
今回はこの経験を生かし、「ミニマリストにとって腕時計が必要であるかどうか」についてまとめていきたいと思います。
ミニマリストに腕時計が不要な5つの理由
僕はミニマリストに腕時計は不要だと考えています。
まずはその理由についてまとめます。
腕時計が無くてもスマホで確認できる
スマートフォンは現代人の必需品です。
常に持っていますし、電池が尽きると困るのでモバイルバッテリーを一緒に持ち歩くことも多いのではないでしょうか。
スマホがあれば時計の確認はできますし、スマホのバッテリーが無くて時間が確認できないと困ることはほとんどないと思います。
ケータイ、パソコン、何かしらはあるでしょ
モバイルバッテリー含めてぜんぶ電池切れには滅多にならない
腕時計は重くて場所を取る
腕時計をつけているのとつけていないのでは、言うまでもありませんがつけている方が重いですよね。神経質になるような重さではありませんが、取っ払うことが出来たら身軽になります。
また、高価なものを持つことは管理の手間が出ます。いつも決まった場所に置くとか、無くさないように常に気を遣うといった負荷がかかってきますね。そういった小さなストレスを減らすことが生活を楽にする秘訣だと思っています。
モノを捨てることは「管理の手間」を手放すことです
腕時計をすると蒸れる
特に夏場ですが、腕時計を長時間身につけていると蒸れてしまいます。
僕は非常に肌が弱いため、ごく短時間つけているだけでも蒸れて肌が赤くなってしまいます。
金属バンドの時計の場合は蒸れにくいですが、汗を吸い込まない分、装着してる箇所に汗がたまる感覚は気になるかもしれません。
敏感肌だと腕時計はしんどいです
時間を気にしすぎる癖が無くなる
時間にルーズなのは良くありませんが、時間について神経質すぎるのも良くありません。
腕に時計があると無意識のうちに時間を確認してしまうことがあります。
期限が近い際、作業しながらこまめに時計を見てしまいつい焦ってしまった経験はありませんか?
僕も実際そのような癖がありましたが、腕時計を外して生活するようになってからはだいぶ改善されました。
時間と戦わないライフスタイルを
期限ギリギリまで溜めないのがコツ
スマートウォッチは充電が必要
これは一般的な腕時計よりもスマートウォッチに関するポイントです。
スマートウォッチは電池の消耗が激しく、こまめな充電が必要になります。
人気のスマートウォッチであるAppleWatchはバッテリー駆動時間最大18時間となっており、毎日充電する必要があります。
バッテリーの持ちが良い他機種でも長くて数週間程度であり、スマートウォッチとこまめな充電は切っても切り離せません。スマートウォッチの多くは充電ケーブルが独自規格である場合も多く、他のケーブルと兼用ができないこともストレスの原因です。
microUSBケーブルを捨てるためだけにKindleを捨てた僕です
ケーブルはミニマリストじゃなくても嫌になるよね
ミニマリストに腕時計が必要な場面はあるか
ここまでは、ミニマリストにとって腕時計が不要である理由をまとめてきました。
続いて、腕時計が必要になる場面についてまとめていきたいと思います。
学校や資格取得の試験中
大学在学中、定期試験や資格取得に関するテストを受ける事が多くありました。
もちろんスマホは常に持ち歩いていますが、試験中はスマホを確認することはできません。
また、「スマートウォッチも禁止」と言うルールが出ていたため、シンプルなアナログ時計をわざわざ用意する必要がありました。
当時はAppleWatchしか持ってなかったから困った
「禁止するなら試験部屋に壁時計を設置して」って思ってました
このように、スマホを持っていても出せない場面はあります。
お偉いさんとの会食中や大事な会議中など、どんな状況でも堂々と時計を見るためには、腕時計を持っている事が望ましいと思います。
緊急事態に備える
先日、とある災害で我が家が停電、断水しました。
幸いスマホは充電した直後だったものの、いつ電気が復旧するか分かりません。念の為スマホのバッテリーを温存する必要が生じ、スマホでの時間確認ができなくなってしまいました。
懐中電灯もなかったもんでスマホをライトにする必要があった
スマホはなんでもできるけど、だからこそ非常時には温存しなきゃいけない
このようなシチュエーションの場合、「スマホでできるからいいや」と必ずしも言えなくなります。こんな時も腕時計が一つあるだけで全く安心感が違いますね。
腕時計は世代を超えたコミュニケーションツールになる
「良い腕時計を持つ事はステータスだ」と言う考えは今も広く持たれています。
特に年上世代はその傾向が強く、腕時計に関する知識があることで上司と会話がはずむことだって考えられます。
若い人の流行りはわかんねえ
そんな人が相手でも「ヴィンテージの時計を持っていたことが会話のきっかけになり交流が起きる」と言うことはビジネスの場でもあるのではないでしょうか。
「世代を超えて愛されるもの」や「世代を超えて価値があるもの」として分かりやすく雑談のテーマにできるのは腕時計の持つ強みです。
腕時計をコレクションしたり趣味にする
「ミニマリストに憧れてるから時計は処分しようかな・・・でもなあ・・・」と言う人がいるかもしれません。
「腕時計が好きなんだ!」と言う人はその趣味を貫いてください!
ミニマリストなのにモノを集めるのが趣味なの?
このように思う方もいるかもしれませんが、
僕の考えとしてはミニマリストは
「捨てる人」
ではなく
「気に入ったモノだけ持つ人」
です。
興味を持った腕時計をコレクションすることは「気に入ったモノだけ持つ」なので、ミニマリストの考え方から逸れるとは思いません。
ミニマリストが無趣味かというと、決してそんなことはありません。
僕もミニマリストだけどガジェット集めが趣味です
ミニマリストとして他の不要なモノ、出費を抑えられるからこそ高級な腕時計が買えるという見方もあります。役に立ち見た目もカッコいい腕時計を趣味として持つことはすごく楽しいことだと思います。
まとめ
腕時計はステータスだったり身だしなみの一環だと言う人も多いと思います。しかし機能としてはシンプルなので他のもので充分代用することができます。
「手放しても大丈夫かな?」と思っている方は手放してしまっていいと思います。
「でも僕は腕時計が好きなんだ!」って言う人は末長く大切にしてください!
無くても全く困らない
でも蒐集したくなる気持ちはよく分かる
結論としてはちょっと投げやりですが、腕時計そのものに魅力を感じる人は持っていることがいいと思いますし、「必要になるか分からないなあ」と言う人は捨ててしまっても困らないと思います。