みなさんこんにちは、青山キリカです。
今回は「ミニマリストの持ち物一覧、寝具編」ということで、ミニマリスト流のシンプルな寝具事情をご紹介します。
ミニマリストのブログでは、よく、「シュラフ一つで生活しています。」といった話を見かけますね。ただ、それをまるまる鵜呑みにしてはいけません。というのも、それができるのは暖かい気候に住んでいるか、常に部屋の気温を一定にできるほど空調環境が整っている家庭だけです。
僕は寒冷地に住んでいるため、シュラフ一つではとてもじゃないけど寒くて睡眠できません。
ということで今回の紹介では、「ミニマリストの寝具、寒冷地仕様!」となります。
シュラフ生活を試したけど寒くてダメだった。省スペースだけど快適な寝具を探しているという方、必見です。
本記事のポイントだけ読みたい方はこちら!↓
- エアリーマットレスを中心とした寝具
- 冬季のみシュラフを利用
- 最も寒い時期は電気毛布で暖房代節約
全持ち物一覧の記事はこちら。あわせてお楽しみください。
→絶賛執筆中。
ミニマリストの持ち物一覧 寝具部門
それでは早速ご紹介しましょう!
ずばり、寝具の一覧はこんな感じになります!
それではひとつひとつのアイテムをご紹介!
ちなみに、僕のステータスは
- 身長:168cm
- 体重:58kg
- 男性
- 仰向けで眠る
となっています。商品を買う際の参考にしてください。
アイリスオーヤマ エアリーマットレス
ミニマリストの定番寝具、アイリスオーヤマのエアリーマットレスを愛用。
- 通気性がよい
- シャワーで水洗い可能
- 薄いのに強い反発力で体を支える
多くのミニマリストに愛されるだけあって、寝心地抜群です。特に強みであるポイントは、シャワーで水洗い可能であるところ。
寝るときはマットレスを床に直で敷いて眠るため、床とマットレスの間に湿気がたまります。起きるたびにマットレスを壁に立てかけて乾かすのにも限度がありますよね。そんなとき、エアリーマットレスを風呂場に持っていき、シャワーでばしゃばしゃと流せばあっという間に汚れが落ちます。
僕は厚さ5cmのモデルを使っていますが、体重がある方や横向きに眠る方はもう少し厚みのあるモデルを選ぶとより快適かと思われます。
コールマン パフォーマーIII C5
冬の睡眠はエアリーマットレスの上に寝袋を敷いて寝ています。
「寝袋だけで眠ればいいじゃん」
と言われそうですが、エアリーマットレスを敷くことで
- 反発力があり、体を床の痛みから守る
- 底冷えを防ぐ
というメリットがあります。
硬さの問題もありますが、なにより大事なのは底冷えを防ぐこと。冬は床が冷たく、床に直接シュラフを引いてもみるみるうちに体温を奪われてしまいます。エアリーマットレスを一枚挟むとこれが格段にマシになるため、暖房をつけなくとも眠れるようになります。
使っている寝袋はコールマンのパフォーマーIII C5。温度定格5℃の耐寒仕様なので寒さ対策はバッチリ。もう少し薄くてオールシーズン向けの寝袋もありますが、中途半端な厚さにはせず冬専用の寝具として用途を絞って使っています。
間にタオルケットを挟むことでシュラフ自体が汚れることを防ぎ、メンテナンスの手間を軽減しています。
ニトリ 高さ10ヵ所調整できる枕(パイプ)
枕はニトリの高さ10ヵ所調整できる枕(パイプ)をチョイス。
最大の特徴は商品名にある通り10箇所の高さが調整できる点。枕の中身に小さなポケットがあり、それぞれに好きな量のパイプを入れることで高さの微調整が可能です。まるでオーダーメイド枕のように体にピッタリフィットする枕が作れるためとても快適。
掛け布団
多分ニトリで買ったと思われる羽布団。
寝袋を使うほどではない春や秋のメイン装備となります。
これを持ちたくない人は開いたシュラフを掛け布団代わりにすればいいと思うよ
タオルケット
幼少期からタオルケットを使って寝ていたので、今でもタオルケットを愛用中。
タオルケットを使うミニマリズム的なメリットは、湿度を吸ってくれるため、敷布団や毛布の洗濯頻度を減らすことが可能なこと。
僕が使っているタオルケットは横190cmでかなり大きいものとなっています。これを縦方向の二つ折りにし、その間に挟まれるように眠っています。
毛布や寝袋を利用する際にも直接肌に触れるのはタオルケットだけとなるようにすることで、こまめに洗濯するのはタオルケットのみで OKとなります。
肌着を着ることでアウターの洗濯頻度を減らすみたいなイメージだね
特に寝袋はメンテナンスが大変だからこうやって使うことで長時間きれいに利用できるよ
デメリットとして、布製品を多く持つとホコリの原因になります。特にタオルケットは毛が散らばりやすく、部屋の掃除が面倒になるという点には注意。
コイズミ 電気毛布
前述の通り我が家はとても寒いため、ここまでの装備を重ねていても朝は寒さで目が冷めてしまいます。寒さのピークの時期に使うのが、電気毛布。
寝袋の中に電気毛布を入れると、わずかな電気で十分な温度になり、夜中に暖房をつけなくても温かい状態で眠ることができます。
電気毛布はとんでもなく電気代が安いため、夜中に暖房をつける光熱費をまるまるカットできてしまう点も魅力です。
コイズミの電気毛布は洗濯機で丸洗いできるため、衛生面でもグッド。一度買って長く使えます。
季節ごとの寝具事情
では、季節ごとのざっくりした寝具の使い分けを紹介します。
真夏の寝具
暑い時期はタオルケット1枚でオッケーです。汗をかく季節なので、丸洗いが面倒なシュラフはこの季節には使わないほうがオススメ。物を減らすのも大事ですが、手間や時間を総合的に考えて一番楽に済むことをチョイスするのがミニマリズムです。
春や秋に差し掛かるころ
タオルケットだけでは少し心もとない時期には毛布を追加します。あまり寒くない地域に住んでいるミニマリストは正直これだけの装備で年中過ごせるのではないでしょうか。
眠るときに暖房をつければもう少し少ない寝具で済むのですが、空気が乾燥してしまい体調が悪くなるため、睡眠時は空調を止めています。なので寝具の方でより温かさを求めなければならないんですね。
冬季期間
冬季期間になるとシュラフの出番がやってきます。シュラフは空間が密閉されていて体温が逃げないためあっという間にポカポカになります。僕は睡眠時に大人しく眠るタイプですが、寝相が悪い方はシュラフで寝ることで寝相が改善されるかもしれません。狭くて暴れられないので。
これでも足りないときはシュラフの上から毛布をかけます。
真冬
真冬はこれだけでは足りなくなるので、電気毛布を追加します。電気毛布の発熱をシュラフで包み込み、逃さないためバッチリ眠ることができます。電気毛布も洗濯機で洗うことができるものを利用しているとはいえ、肌に直接触れると汚れるため、タオルケットとシュラフの間に差し込みます。
これ以上寒い場合は手持ちの装備では戦えなくなりますが、今のところこの装備で越せない冬はありませんでした。
まとめ
以上、ミニマリストの持ち物一覧、寝具編でした。
僕の寝具環境は
- エアリーマットレスを中心とした寝具
- 冬季のみシュラフを利用
- 最も寒い時期は電気毛布で暖房代節約
という特徴があります。
寝心地の良さを確保するには多くのものが必要で、かといって寝具は睡眠時にしか使わないため、部屋の中を圧迫してしまうというトレード・オフの関係があります。その中で、住んでいる地域の気候や環境、自身の眠りの特徴にあわせて最適な寝具をお選びください。
願わくば、その際にこの記事がお役に立てば幸いです。