みなさんこんにちは、青山キリカです。
VR、楽しんでいますか?
VR体験の質を上げるために必要なものは、環境の改善です。今回は、VRゲームを楽しんでいる際に感じる悩みを解決するアイテムをZyber社様からご提供いただいたので、レビューさせていただきます。
今回は特に、以下の3つの問題に関してアクセサリーで解決していこうと思います!
- 充電が足りない
- 真っ暗な部屋でトラッキングを行いたい
- 装着感を良くし、本体の揺れによる頭痛やVR酔いの対策をしたい
それでは、始めましょう!
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VRを楽しむ際のよくある悩み
充電が足りない
VR機器を楽しむ際にあるあるなのが、バッテリー不足の問題です。特に、VRChatをはじめとしたVRSNSなどはまったり長時間楽しむことが多く、本体のバッテリーのみでは不足するということもしばしば。
モバイルバッテリーを持つという方法もありますが、重量があり、ポケットやリュックに入れた状態でVRをプレイすることになります。あまりお手軽とは言えないですね。
PCとVR機器を有線接続するという方法もあります。給電の問題も映像の転送も一気に解決しちゃう方法ではありますが、やはりケーブルレスで快適にVRを楽しむことに慣れてしまうとどうしても億劫になってしまいます。
明るい部屋でしか遊べない/真っ暗な部屋でトラッキングを行いたい
VR機器は暗い部屋だと「トラッキングが行えません」とエラーが出てしまいます。というのも、VR機器はセンサーによって外部の情報を取り込み、そこから頭や体の位置、動きを知ることで動きを反映するということを行っています。部屋が真っ暗だと外部の情報を取り込むことができないため、トラッキングが行えません。
しかし、VR空間への没入感を高める際に大切なのは、外の光が入り込まないことです。照明をつけた状態でVR機器を装着すると、鼻の隙間や目の周りからうっすら光が入り込み、現実に引き戻されてしまいます。
息を呑むような星空を楽しめる映像でも、自室の蛍光灯がちらちら見えてしまっては台無しです。
部屋を真っ暗にしたいけど、VR機器の正確なトラッキングも行いたいというのは誰もが抱える悩みではないでしょうか。
装着感が悪い/頭痛やVR酔い
VR機器は個人それぞれの頭の大きさに対してオーダーメイドで構築されているわけではありません。頭に被った際、少し重心の位置が悪かったり、左右どちらかに傾いてしまったりするとストレスが溜まります。
また、長時間プレイしたり、BeatSaberなどの激しい動きを伴うアクティビティの場合はそれがより顕著になります。ストレスも溜まりますし、画面が揺れることによるVR酔いの悪化や、頭痛、肩こりの原因にもなります。
できるだけ頭に負荷をかけず、軽く、ぴったりフィットするVRの体験はできないでしょうか。
Zyber社のVR機器用アクセサリーで問題解決
このようなVR機器関連のお悩みをお持ちの方に朗報です。Zyber社が開発したVR機器用のアクセサリーを使えば、これらの悩みが簡単に解消します。
3つのアイテムがありますので、一つずつ順番に見ていきましょう。
ZyberVR Magnetic VR Battery Pack
まず初めにご紹介するのは、「Magnetic VR Battery Pack」です。
これはずばり、「磁石で簡単に取り外しできる超小型モバイルバッテリー」です。モバイルバッテリーを別途持ち運ぶのが面倒だと言うなら、いっそVR機器本体に固定してしまおう!という逆転の発想で生まれた製品。
極めて小さく、軽量でありながら5000mAhの大容量バッテリーです!
Pico4は5300mAh、MetaQuest2も同程度と言われているため、このバッテリーパックを使うだけで普段の2倍の時間くらい遊べちゃうってことです!!
では、開封レビューを行っていきましょう!
名刺程度のサイズ感の箱に梱包されています。本当にこんなサイズで5000mAhのバッテリーが入っているの?
本体がこちら!
撮影のために持ち上げたところ、そのあまりの軽さに驚き。
重さやサイズ感は単3電池と比べるのが分かりやすいでしょうか。おおよそ重さ、サイズともに同程度です。
下部にあるボタンを押すと、4つのLEDがバッテリーの残量を教えてくれます。満充電だと4つ光り、1250mA使うごとにだいたい1つずつLEDが消灯します。
背面にはType-Cポートがあります。バッテリー自体の充電時はこれを用いて充電します。テストで何度か充電してみましたが、充電時の過度な発熱もなく、高品質です。
底面には充電コネクタと製品スペックの表示があります。
続いて、コネクタの紹介。コネクタはバッテリー部分とVR機器をつなぎ合わせる役割があります。磁石でモバイルバッテリーをくっつけ、固定することが可能です。
磁石だから簡単に取り外しできるけど、Beatsaberのように激しく動き回るゲームをしてもうっかり落下しない丈夫さも兼ね備えているよ
裏面にはクリップがあり、これでVR機器にさっと固定します。
クリップは2つ入っているため、万が一紛失、破損してしまっても安心です。
それでは実際に接続を試してみましょう。とは言っても、やり方はとても簡単!
今回は私物のPico4に装着してみます。
Quest2を始めとした他のVR機器にも同様の手順でしっかり固定できます。
クリップ部分を左耳付近に固定し、ケーブルをVR機器のType-C端子に接続します。
コネクタにモバイルバッテリーを近づけると、ぐっと強い磁力で固定されます。これだけでOK。5000mAhのパワーで長時間のVR体験をしっかりサポートしてくれます。
この製品を装着してみてしばらくVRをプレイしてみました。ここで見つけたいくつかの強み、弱みを紹介します。
良いところ
やはり何より、軽くて手軽なのがメリットですね。
僕はPico4でのVRゲームプレイ時、激しく動き回るため常にワイヤレスモードでプレイしています。しかし、時間が経つとどうしてもバッテリー低下のお知らせが表示されてしまい、コンセントの近くで大人しく給電しながらプレイする必要がありました。
しかし、Magnetic VR Battery Packを使い始めてからは、バッテリーの心配を全くしなくなりました。軽いため普段からつけっぱなしにすることができ、充電したい際も磁石なのでぴっと外してケーブルを繋いでおくだけに。VRに感じていた小さなストレスがまるっと消えました。
実は、「このバッテリーパックを2台買う」っていうのが最強だと思うよ
1台を使っている間、もう1台を充電。無限にVRできちゃうじゃん!
改善して欲しいところ
少し気になったのは、重さのバランスが左右均等ではなくなるという点です。本体はかなり軽いため、装着時も頭全体への負荷はそれほど大きくかかりません。しかし、今回の固定場所だと左側に重心が寄るため、少しだけVR本体も左に傾いてしまいます。
僕は非常にVR酔いしやすい体質のため、このごく僅かな違和感がちょっと嫌です。
20cm程度のType-C延長ケーブルを買い、バッテリーを頭の真後ろなどに固定すると左右の重心が安定するのでオススメです。(当然、後ろ方向には僅かに傾きますが)
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ZyberVR 3W U-Shaped IR Light with 855nm Wavelength
次に悩みを解決してくれる製品はこちら、「U-Shaped IR Light」です。
- 部屋が明るいとVR機器の隙間から光が漏れ、VRの体験を損なう
- 部屋に光がないとVR機器のトラッキングが悪化する
という2つの問題を、「見えない光で解決する」という驚きのアイテム。赤外線を照射することで、人の目には眩しくなく、VR機器のトラッキングセンサーには反応するため、暗い部屋での快適なトラッキングが可能となります。
それではさっそくパッケージを見ていきましょう!
底面にもびっしり情報が記載されています。
箱を開封。プラスチック製のケースが登場しました。
説明書には、簡単ですが日本語での手順も記載されています。
プラスチックケースをオープン。コネクタふたつと本体が登場しました。
コネクタはType-C to Type-CとType-C to Type-Aが同梱されています。
本体が登場!指先に乗るくらいの大きさ、重さのU型のパーツです。
うっかりしていると失くしそうなコンパクトさ
向きを変えるとType-C端子があります。オスとメスがひとつずつあることにより、VR機器のType-C端子にこれを挿しつつ、これに充電ケーブルを繋げばVR機器の充電とIR Lightへの給電が同時に行えます。
では早速起動してみましょう。とにかくどんな機器でもいいので、IR LightをType-C端子につないで給電します。モバイルバッテリー、VR機器、お手持ちのスマホ、iPadでもなんでもOK。今回は手元にあったモバイルバッテリーでチャレンジ!
PCVRをプレイする際は手元にあるデスクトップPCにつなぐのがお手軽だね!
給電できたら側面にある電源ボタンをポチッと押します。1回押すとパワー弱、2回押すとパワー強で赤外線ライトが照射されます。よく見るとライトの先端が少しだけ赤く光りますが、決して眩しくはありません。
このIR Lightの便利なポイントは、VR機器に直接挿して使うことができる点です。
このようにジャストフィット。VR機器の真正面に向かって光が出るため、より確実なトラッキングが行なえます。
良いところ
何よりもお手軽に使えるところが便利ですね。大きな電力を必要としないため、Type-C端子であればだいたいどんなものからでも給電できます。VR機器に装着して使うのはもちろんのこと、手元においてあるスマホ、モバイルバッテリーなど任意の機器を用いることで、効果が最大になる好きな場所にライトを設置できます。
そしてやはり、真っ暗な部屋でのVR体験は格別!VR機器はどうしても海外ユーザー向けの設計となっているので、日本人が使用する際は鼻の隙間から光が漏れてしまいます。これが無くなることでVRへの没入感は格段に上昇すると言えます!
悪いところ
やはり、照明をつけて部屋をくまなく明るくした状態と比べると、トラッキングの精度は低いかなと感じます。自室のどこにライトをセットするのが最もポテンシャルを引き出せるかは検証が必要かと思います。
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Pico 4 Elite Headstrap with TPU Cushion
続いての製品はPico4ユーザー向け。
VRを楽しんでいて気になるのは、やはりHMDの装着感ですよね。Pico4は後頭部からネジで締める、Quest2のエリートストラップのような機構を搭載しており、買ったばかりの状態でも結構良い付け心地と言えます。
しかし、ストラップ部分が細いことでぐらぐら揺れ、不安定さを感じます。
「Pico 4 Elite Headstrap with TPU Cushion」はPico4向けの拡張ストラップです。ふかふかでぶ厚いトップクッション、純正の物より35%大型でより頭にフィットするバックブラケットの2点が含まれています。
では、さっそく装着していきましょう。手順は簡単です。
バックブラケットの装着はもとのパーツに対して押し込むだけ。しなやかな材質なので、ぐっと押し込めばスッと入りピタッと止まります。純正の物より35%広さがあり、後頭部をがっしりサポートしてくれます。
トップストラップの装着は、純正のストラップを外す必要があります。後頭部側のストラップは長さ調整のために面ファスナーで固定されていますので、剥がして引っ張れば外れます。
おでこ側のストラップをしっかり外すため、先にレンズ周りのカバーを外します。この状態からストラップを真下方向に押し込むと先端の金具が外れます。
外した純正ストラップとPico 4 Elite Headstrap with TPU Cushionを比較してみましょう。長さはほぼ同じなので使い勝手は変わりませんね。
Pico 4 Elite Headstrap with TPU Cushionにはしっかりとしたクッションが入り、見るからに装着感が向上しています。
Pico 4 Elite Headstrap with TPU Cushionを取り付けましょう。付け方は外し方の真逆です。金具を下方向から上方向にぐっと押し上げ、爪に引っ掛け、面ファスナーでお好きな長さに設定してください。クッションを覆うカバー布は柔らかめなので、シワが目立ちます。
良いところ
シンプルに装着感が向上します。元の機能を拡張するイメージなので単純にプラスと言えますね!
悪いところ
特筆して挙げるような不便な点はありません。純正のものよりも使い勝手が良く、買いやすい値段なので破損したら買い替えるような使い方もOK。わずかに元の状態より重くなりますが、本体がぐらつかないことによりむしろ軽く感じます。
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今回ご提供いただいた3製品は全て同時に利用することが可能です。流石にフル装備は見た目がゴツゴツしてきますが、VR機器を被ってしまえば自分からは見えないのでOKということでお願いします。
「宇宙を開拓する装備?」って感じがする
重くはなったけど、欲しい機能を拡張することができました!
まとめ
ということで今回は、
- 充電が足りない
- 真っ暗な部屋でトラッキングを行いたい
- 装着感を良くし、本体の揺れによる頭痛やVR酔いの対策をしたい
というVR体験の悩みを解決するZyber社のアクセサリーを紹介しました。Zyber社はこれ以外にも多数の快適なVR体験をプロデュースするプロダクトを開発しています。ぜひそちらもご覧になってください。
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当ブログではVR関連のいろいろな情報をまとめていますので、よかったらあわせてお楽しみください。皆様の快適なVRライフに貢献できれば幸いです!
※追記:お手軽さよりもパワフルなバッテリーがほしい?そんなニーズにもZYBER社はしっかり応えてくれます!こちらの記事で首掛けバッテリーのレビューを書かせていただきました。