【幅100cmじゃ足りない!】おしゃれなパソコンデスクをDIY!IKEAの素材で巨大デスクを作成!

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みなさんこんにちは、青山キリカです。

最近引っ越しまして、でかい机が欲しくなってきました。

今まではダンボールの上にノートパソコンを置いたり、小さな机を複数並べて広さを稼いだりしていましたが、快適な作業にはやはり良い机が必須。ということで今回は机をDIYしたという話です。

どちらかというと日記に近い記事ですが、楽しんでいたけたら幸いです。

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テーブルの条件を考える

机は、家庭やオフィスなどといったあらゆる場所で使用される必需品の一つです。しかし、何千もの種類があるため、どの机を選ぶか決定することは困難です。以下は、机を選ぶ際に僕が考慮した5つのポイントです。

机の用途を考える

言わずもがな、いちばん大切なポイントは用途ですね。机が何のために使用されるかによって、必要なサイズや形状、機能が異なります。

例えば、コンピューターデスクは、大型のモニターや周辺機器を収納するスペースが必要です。マウスを大きく動かして精密な操作をする必要があるFPSプレイヤーなどは、より慎重にサイズを吟味する必要があります。

また、学習机ならば多くの書籍やノートパソコンなどを収納するためのスペースが必要ですし、PCで作曲を楽しむ用途ならば天板の下にMIDIキーボードを隠せる空間があると便利です。

机の用途を決定することで、必要な機能を備えた机を選ぶことができます。

今回、僕は

  • 複数のモニターを並べることができるPC環境用のテーブル

を用途とします。

机のサイズを考える

用途が決まったら次に考えるべきは机のサイズです。机のサイズは、使用目的に応じて異なります。

使用する場所に合わせて適切なサイズを選ぶ必要があります。机のサイズは、幅、奥行き、高さの3つの要素で決定されます。

  • 机の幅は、必要なスペースに応じて決定する必要があります。部屋の広さだったり、横に置きたい棚などとの兼ね合いを考えましょう。
  • 奥行きは、机の使用目的によって異なります。たとえば、ノートパソコンのみを置いて作業する場合ような書斎用の机は、スペースを必要としないため、奥行きが狭くても問題ありません。逆に、据え置きのキーボードを置いたり、手前の空間で食事を取ったり、ノートにメモしたい場合は十分な奥行きが必要になります。
  • 高さは、快適な作業位置を確保するために重要です。机の高さは、身長に応じて考える必要があります。高さが合わないと腰や肩が痛くなる原因に繋がりやすいです。天板の下に収納ケースを入れたり、カラーボックスのようなものを脚の代わりにする際には天板が傾かないように高さを考える必要があります。

今回の僕の場合、設置場所はここです。写真左部に出っ張りがありますが、ここにぶつからないよう格納したいです。横幅は152cmでした。

今回はこのエリアにぴったりハマるように、120~150cm程度の横幅にします。

友達
友達

モニターが横に2,3枚並べられる余裕の大きさ!

90cm程度の横幅にして、隣に60cm程度の棚をぴたっとはめるのも便利そうです。今回は「複数のモニターを横に並べることが出来る」を目標としていたため、120~150cmが手頃です。

奥行きは当初、モニターとキーボードの距離感を考え、60cmで検討していました。ですが、結果的には80cmと予定より大型のものを買っちゃいました。

管理人
管理人

机に関しては大きいものが絶対に正解

  • 幅:120cm ~ 150cm
  • 奥行き:60 ~ 80cm
  • 高さ:一般的なサイズ 70cm前後

スタンディングデスクと言う案も出たが…

机の高さを考えるときに頭をよぎるのは、昇降式デスクやスタンディングデスクと言ったワードですね。

スタンディングデスクは、座っているだけでなく立って仕事をすることができるデスクのことです。長時間座っていることは健康に悪影響との考えから、健康促進のために導入されることが多いです。

長所としては、立位での仕事が健康に良いこと、ポストラルマスタリング(姿勢改善)に役立つことが挙げられます。

一方、短所としては、長時間立っていると足や腰に負担がかかることや、デスク上の物を使う場合に座位になる必要があることが挙げられます。また、スタンディングデスクは通常のデスクよりも高価な場合があります

僕も今回、スタンディングデスク仕様として作成する方法も検討しましたが、

モニター2枚を置きっぱなし、散らばらないようにギリギリの長さで調整しているケーブルがひしめく机をこまめに上下させるか?

と言ったポイントを悩んでしまい、見送ることにしました。

友達
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どうしても必要な場合、天板と脚の間に何かを挟めば高さが上がる想定です。

机のデザインで考える

机のデザインは、使用する場所によって異なります。オフィス用の机は、プロフェッショナルな印象を与えるように設計されている場合があります。一方、家庭用の机は、よりカジュアルで個性的なデザインが求められる場合があります。また、机のデザインには、機能性も含まれます。たとえば、引き出しや収納スペースがあるデザインは、オフィス用途に適している場合があります。

僕が好むデザインのテーマはただひとつ。シンプルであることです。

無駄な引き出しや隠す収納は好きではありません。ということで今回は、シンプルな単色の天板をどかん!でオッケーです。

  • 特別な収納などは検討せず、シンプルな単色な天板を

机の素材で考える

机の素材は、見た目、耐久性、価格などの観点から考慮する必要があります。代表的なものは以下の様なものです。

  • 木材:木製の机は、高級感があり、暖かみがあるため、家庭用途に適しています。ただし、木材は比較的重く、耐水性が低い場合があるため、適切な保護処理が必要です。
  • メタル:メタル製の机は、堅牢で頑丈なため、オフィスや工場などで使用されることが多いです。ただし、冷たい印象を与える場合があるため、暖かみが必要な場合は避けた方が良いです。
  • ガラス:ガラス製の机は、洗練された印象を与え、光の反射によって空間を広く見せる効果があります。ただし、ガラスは比較的重く、繊細なため、扱いに注意が必要です。

今回は特に深いこだわりはありません。他の要素を優先する中で自ずと決まってくるかな、と言う感じです。

  • こだわりなし!他の要素を優先する

机の予算で考える

最後に、机を選ぶ際に考慮すべき重要な観点が予算です。机の価格帯は非常に幅広く、数百円から数十万円まで様々です。使用目的、サイズ、素材、デザインなどに応じて、予算を設定する必要があります。予算に余裕がある場合は、耐久性が高く、デザイン性に優れた高級な机を選択することができます。一方、予算に制約がある場合は、機能性を優先する必要があります。

今回は、ちょうど手元にマイナポイントが入っていたため1万円前後を予算として用意しました。ネットショップで既製品を買うとこの前後の値段帯が多そうなので、少し余裕を持つと個性が出せそうかな、と思います。

使わないときに分解・処分しやすいものを選ぶ

使わなくなった机を処分する際は市のゴミ収集サービスを利用する人も多いと思われますが、机は大型の家具ということもあり、処分費用が意外に高額になりがちです。

友達
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以前、3000円のテーブルを処分した際に1500円の粗大ごみ処理費用がかかった

管理人
管理人

これがきっかけで「処分が第一」と考えるようになった

僕は非常に飽きっぽいため、家具を使わなくなることが多々あります。そのため、基本的に大型家具は買わないことにしています。

全てのパーツが揃っている既製の家具を買ったほうが作りが良くて丈夫、かつ安価という点はあります。ですが、例えば天板と架台(天板を載せる脚)を別途に買うことで、不要になったあともそれぞれ保管しておいたり、天板だけ買い替えるといったアプローチが選択肢に入ってきます。

ということで今回は、天板と脚を固定せず、可能な限り簡単に分解ができる状態にしたいと思います。
棚の上に天板を置くとか、そういったアプローチで手軽に作成できるといいです。

  • できるだけ分解、収納ができるものにしたい

テーブルをDIYする

今回は上記の条件をもとに、テーブルの素材を選んでいくことにしました。

脚にはTILLSLAGをチョイス

脚にはIKEAの「TILLSLAG」を利用しました。どんな天板でも載せることが可能な架台です。今後もし天板を破損してもそれを買い替えるだけで済みますし、IKEAの同規格の脚や棚と高さが同じなので、片脚の代わりに専用の棚を買い足すことも考えることができます。

一箱につき片脚相当が入っているので、二箱分必要です。一箱4000円。この金額だけで安い机なら軽々と買えちゃいますが、長い期間使う予定なので先行投資です。

IKEAのTILLSLAG

今回はホワイトを選択しましたが、ブラックなどの色違いも存在します。場合によっては片脚ずつで色を変えるといったアプローチも楽しそうです。

IKEAのTILLSLAG

巨大な箱の中に、しっかりと梱包されたパイプが入っています。IKEAの製品は輸送費を抑えるため、梱包が非常にコンパクト。もし買ったものを使わない時期が来ても、簡単に分解や格納が出来るため思い切った購入に踏み切りやすいのも魅力です。

IKEAのTILLSLAG

指示に従って組み立てを行います。
簡単に見えて、作りの甘さによるネジ位置のズレでひたすらストレスが溜まりました。あくまで家具を買ったのではなく素材を買ったのだと思い、割り切っています。

IKEAのTILLSLAG

戦うこと15分。片脚分が完成しました。

ここに好きな天板を置くことで好みの机が作成できます。
脚の部分には棚板があり、散らばりがちな雑貨をまとめておくことが可能です。

IKEAのTILLSLAG

コピー&ペーストで2つになりました。嘘です。組み立てが完了しました。

2つ目のほうが、より立て付けが悪く、かなり力を入れて無理やりネジ穴の位置を調整する必要がありました。特に、下部の三角板を支えるパイプの固定が非常に困難でした。

管理人
管理人

両足で挟み込んで抑えている間に無理やりねじ込みました。

IKEAのTILLSLAG

この脚2つを好きな距離に開いて置き、自由な天板を乗せればOK。

友達
友達

天板を支える接点が広く取られているため、天板をネジ止めしなくても十分安定します。

管理人
管理人

天板のサイズに応じて脚同士の間隔を検討してね。

天板はIKEAのRODULFを利用しよう

さて、続いて、天板を選びます。
脚を買った次の日ですが、また遠路はるばるIKEAにやってきました。

IKEA

ホームセンターでお手軽な木材を探していたのですが、板のサイズってだいたい182cmか91cmです。
150cmにする場合、カットしなければなりません。その場合、カットした面の処理が必要になり、労力が結構かかります。

KEAの倉庫コーナーをひたすら眺めていたところ、140cmサイズのテーブルトップに大量のバリエーションがありました。テーブルトップとして完成されている製品は、加工が必要もなく、そのまま天板として使えます。

IKEA

悩みに悩んだ結果、今回天板として購入したのはこちら「RODULF」です。決め手は、他の天板にはあまりなかった奥行き80cmというサイズ感。

IKEAのRODULF

「天板も脚もIKEAで買ったらDIYではないのでは」

と言われそうですが、本来この天板は今回買った架台(TILLSLAG)用ではありません。

脚と天板を別々に買い、無理やり組み合わせているので、ドゥ・イット・ユアセルフの精神です。許せ。

管理人
管理人

IKEAは家具屋としても便利ですが、このように好きなパーツだけをDIYの素材として調達するのにもぴったり。

IKEAには同サイズの天板が他にも数種類あります。今回は同サイズの天板が全て売り切れていたので、消去法でこれになりました。他の天板には多様なカラーバリエーションがありますが、こちらはグレーのみ。

IKEAのRODULF

繰り返しますが、この天板は、本来他の架台にネジ止めして使うものです。そのため、背面にはネジ穴がいくつか空いています。今回の架台にはまったくネジ位置が合いません。

IKEAのRODULF

大型机の天板の厚さは調べてみたところ、3cmくらいをおすすめされることが多いみたいです。

RODULFの厚さは1.8cmなので少し薄く感じますが、特に使っていて不安定さは感じませんでした。

IKEAのRODULF

天板を脚に載せ、適当にバランスのいい位置に置いたら完成!
ネジ止め等一切固定はしていません。少し架台を中央に寄せ、天板中央にたわみが生じないよう力を分散させようと試みています。

IKEAのRODULFとTILLSLAG

大雑把にモニター2枚と普段使う小物を並べてみましたが、あまりにも余裕のサイズです。小物群はモノクロで揃えているため、グレーのデスクと併せて統一感があります。

机の奥側にモニターの重さがかかっていますが、天板が傾いたり大きく揺れるような不安さはまったくありません。

IKEAのRODULFとTILLSLAG

まとめ

ということで、IKEAの架台と天板を組み合わせ、巨大サイズのデスクを作成しました。

余談ですが、IKEAの説明書に書いてあるこのイラストがとても好きです。「わからないことがあったらお問い合わせください」だと思われます。

文字に頼らないデザインによって、万国どこの住民にもパッと見でメッセージが通じます。

IKEAの説明書