こんにちは、Steam大好きなキリカです。
僕はとにかくSteamのゲームが好きで、大量の未プレイゲームを積んでいます。
しかし、ミニマリストとして巨大なデスクトップPCを所有するのはなかなか大変です。
今回はNR200Pという小型ケースを使い、本気の小型ゲーミングデスクトップPCを作成!
NR200Pの魅力や利用したパーツ、簡単なレビューを書かせていただきます。
ミニマリストがデスクトップパソコンでこだわったポイント
それでは早速ですが、作成するデスクトップPCのこだわりポイントをお話しします。
これがパーツ選びの軸になる!
Steamのゲームを十分動かせること
スペックに物言わせて最高のゲーム体験をする!
これがゲーミングデスクトップパソコンの最大の強みです。
初めては一回きりです。できるだけ画質などを妥協せず、最大限の感動を味わいたいです。
とはいえ、不用意にオーバースペックにするとサイズや排熱、予算その他もろもろが犠牲になります。今回は明確な基準として「ライザのアトリエをフルHD最高設定で動かす」というラインを設けることにしました。
ライザは分かりやすく重いゲーム
これが動くならばだいたい妥協せず動くでしょう
コンパクトであること
デスクトップパソコンは大きくて邪魔になりがちです。
パソコンの大きさだけでなく、ノートパソコンと違ってモニターやマウス、キーボードも追加で必要になってくる点にも注意が必要です。
ゲームをすることが主要な目的である端末なので、通気性が気になるところです。あまりにも小型化すると窒息するため妥協点を探しつつになりますが、本体サイズの小型化は欠かせないポイントです。
サイズを切り詰めると排熱がだめになる
排熱を突き詰めると小型サイズにできなくなる
白ベースのシンプルなデザイン
人にもよるとは思いますが、パソコンは使う時間より使わない時間の方が長いものです。
使っていない時に「邪魔だな」とか「存在感あるな」と感じてストレスにならないよう、なるべくシンプルで飽きの来ないデザインが大切になってきます。
ゲーミングですがシンプル主義なので光らせません
静音性
意外と忘れがちですが、静かなことは非常に重要なポイントです。
長時間付き合うにあたり、本体の振動やファンの回転音が気になってしまうのは健康に悪いです。
ストレスの原因にならないようにしっかりケアしておきましょう。
一人暮らしなのに普段から耳栓をしてるくらいの神経質です
他の要素より後回しにしがちだけど静音化も重要な要素
拡張性を重視
今回のパソコンは「作ったら完成」ではなく「パーツを入れ替えつつより長く付き合う」というコンセプトで作成します。
長く使うからこそ高価なパーツを買える
今回のチョイスでは、今後増えるであろう3スロットの大型グラフィックボードを視野に入れています。
ヘビー級グラフィックボードにも対応するケースを買うことで
「グラボ入らないからケース買い直さなきゃ」という事態を避け、より長くお気に入りのケースと付き合っていくことが可能です。
NR200Pの魅力
こんな要求に対し、NR200Pはどのようにメリットがあるのかを簡単にまとめます。
小型なのに拡張性は無限大
NR200Pは3スロット占有グラフィックカードに対応しているので、将来的により強力なグラボが欲しくなった際も対応が可能です。
最長330mmまでのグラボが搭載できるため、小型ケース特有の「サイズの制約でパーツがダメ」という問題が起こりづらいと言えますね!
NR200Pは360度分解可能
小型パソコンを自作する際に気になるのは、「小さいと組み立てやメンテナンスが大変そう」という問題です。
NR200Pは各パーツが細かく分解できるため、好きな場所から手を入れてパーツにアクセスすることが可能です。
分解自体も工具不要で可能なので、こまめなお手入れも楽にできます。
実際の作業風景がこんな感じ。
フレームを残して全方向外せるため、細い隙間に指をねじ込む必要がありません。
サイドパネルに選択肢がある
NR200Pはサイドパネルとして
- 通気性の良いスチールパネル
- ライトアップに適し見た目が映えるスモークガラスパネル
の2種類から利用するパネルを選ぶことが可能です。
ある程度制約が生じますがライザーケーブルでグラボを縦置きすることが可能なので、ガラスパネルを使って「グラボを魅せる」PCの作成にも適しています。
今回は3スロットグラボではなかったため、ガラスパネルを採用し縦置きにしました。
ミニマリストが自作したパソコンのパーツ
それでは、ここまでの条件を元に実際に作成したパソコンのパーツの話に移ります。
似たようなパーツで組む人の参考になったら幸いです。
自作に詳しいわけではないのでふわっとした説明になります
という事で、買ったパーツはこちら!(一部写真省略)
CPU Corei5-10400F
CPUはコスパに優れるcorei5を選択。困ったらこれを買っておけって思ってます。
電源ユニット Corsair SF600 PLATINUM
今回は小型PCのため、小型サイズのSFX電源を使用。
今回は静音性に期待して評価の高かったコルセアのプラチナ電源を購入。以前からコルセア製のパーツを利用していたため信用していることもありました。
SFX電源はマジで高い
非常に静かなのでいい買い物をしたと思います
メモリ Corsair VENGEANCE LPX
メモリは8GBを2枚購入。電源と統一してコルセア製にしました。
まあ組み立てたらグラボで隠れるんですけどね
見えないところも手抜きしないのが「こだわり」
SSD SANDISC 2TB
ストレージはSSD+HDDという選択が多いと思いますが、今回は小型ケースです。配線などで無理をしないため容量の大きいSSD一つだけで済ませることにしました。
結果的には余裕があったので今後HDDを追加してもいい感じ
マザーボード ASUS H410I-PLUS
小型PCなのでmini-ITX規格のマザーボードです。
特にこだわりはなかったので安かったモデルを購入。
今思うとtype-cあったほうが良かったなあ
PCケース COOLER MASTER NR200P
ケースは言わずもがな、今回のメインとなるCoolerMasterのNR200Pです。
一番小さいmini-ITXのケースとは言えませんが、小型であることを非常に大事にしつつも機能性と拡張性に優れる優秀なケースです。
3スロットグラフィックボードが入るため、今後ハイスペックなものに買い替えた場合もケースを買い換える必要がありません。
また、グラボを縦配置できるのもこれを選んだ一つのポイント。
決して自慢できるほど高いグラボではないけど
グラボ縦置きはロマンです。
小型ケースを使った自作は初めてなので、大胆に開けて組み立て作業ができるデザインなのもありがたいです。
想像以上に楽に作業できました
グラフィックボード 玄人志向 GALAKURO RTX-2060
RTXを積みたかったのでこの商品をチョイス。この辺の性能を狙うならコスパ的にはGTX-1660SUPERあたりを買っておくのが良かったんでしょうが、所有欲が勝ちました。
現在はかなりグラボ品薄ですね
このタイミングで購入しておいて良かったです
ミニマリストが自作したゲーミングパソコン
ということで完成品がこちら(写真左)。
旧機種と比較して非常に小さくなっているのがわかります。
距離が違うので遠近感の差はあります
組み立て作業中の背面のサイズ比較です。
高さが半分になってるのがお分かりいただけるでしょうか。
使用感としては、非常に静かながらもパワフル。
デフォルトではケースファンが最大火力で回ってしまったため、純正ソフトでかなり回転数を絞っています。しかし、排熱効率が考えられたケースのおかげで熱がこもりづらく、大きな負荷をかけても安全な温度を維持できています。
ケースを覗いてみるとスペースに余裕が見られます。
もう少し厳密に計算して作成すれば更なる小型ケースでも同様の構成が実現できるかもしれません。
スペースが小さくなると通気性が落ちます
これ以上小さくするとCPU温度が不安かも
本当にコンパクトで可愛くまとまってます。
高さが低いだけでこれほど圧迫感が無くなるんですね。
まとめ
ミニマリストが本気で選んだ自作ゲーミングデスクトップパソコンでした。
パソコン一台で何でもできる、というのはミニマリスト的な思考としてよくあるものだと思います。でも、考えてみてください。
そのパソコンの性能が上がれば、もっとできることは増えるのではないか?
ということで、今回の記事はここまでです。皆様のお役に立てば幸いです。