みなさんこんにちは、青山キリカです。
今回はロジクールのハイエンドマウス、MX MASTER 3Sのレビューをしていきたいと思います。
マウスは当然持っていましたが、うっかりセール価格でこいつが店頭に並んでいるのを確認。気が付いたら買ってしまっていました。
マウスなんていくつ持っていても良いのです
そんな衝動買いにはなってしまいましたが、結果的には大満足。細かいポイントで非常に使い勝手の良い驚きのマウスが、今ここに。たっぷりご紹介させていただきます。
同社のハイエンドトラックボールマウス、MX ERGOもあわせて購入しちゃいました。レビュー記事を書かせていただいたのでよければご一緒にお楽しみください。
開封の儀
新しく買ったガジェットの箱を開ける作業が一番楽しいよね!さぁ、開けていきましょう。
黒を基調としたシックで高級感のある佇まい。
箱も細部までこだわりある作り込み。マウスの表面にあわせて中箱表面も波打つデザインで統一されています。
これはロジボルト(Logi Bolt)の無線アダプタです。いつの間にか新しいロジクール内通信規格が新登場していたんですね。今までのLogicool Unyfyingテクノロジーのアダプタと互換性はありません。まったくの別物みたいです。
充電用のケーブルがこちら。
Type-C to Type-Aですね。
両方Type-Cでもよかったんだよ?
後述しますが、これはあくまで充電用のケーブルとなります。
そしてようやくマウス本体のご登場!イメージするマウスよりも少し横幅が小さく、高さがあります。また、パっと想像できるマウスの形からは離れていて、手にしっくり馴染むようチューンナップされたエルゴノミクスデザインです。
本体の写真の続きはメリットを挙げながらゆっくり紹介していきますね。
MX MASTER 3Sのメリット・強み
ここからはMX MASTER 3Sの長所を見ていきましょう。
手にしっかり馴染むエルゴノミクスデザイン
MX MASTER 3Sは、手にしっかりと馴染むエルゴノミクスデザインが大きな特徴です。
指先にフィットする特徴的な形状で、フィットする位置に合わせて持つと思ったよりも浅めの位置で手に馴染みます。
いわゆるつまみ持ちのポジションに落ち着きます
普段握るポジションよりも手前の位置なので最初は違和感を感じましたが、非常にしっくりくるためすぐに慣れてしまいました。
側面には横スクロール用のホイール、主に進む・戻るに割り当てるショートカットキー、分かりづらいですが親指の腹部分にも一つショートカットキーがあります。サイドボタンの恩恵は大きく、長時間の作業でも手や腕の負担を最小限に抑えながら、生産性を向上させることができます。
マウスの形状や重量バランスが絶妙に設計されており、手にフィットしやすく、疲れにくい使用感を実現しています。
使う場所を選ばない静音性・精密センサー
MX MASTER 3Sは、その静音性と精密なセンサーによって、どんな場所でも快適に使用することができます。
MX MASTER 3Sは静音性に優れているため、キーボードやマウスのクリック音が気になる環境でも周囲に気兼ねすることなく作業を行うことができます。新幹線、図書館、会議室といった「大きな音を立てるのは避けたい場面」でも使いやすい一台です。
ワイヤレス接続だからケーブルをひっかけて物を倒す、と言った騒音の心配もなし
また、搭載された8,000DPIオプティカルセンサーのおかげで、マウスカーソルの動きがスムーズで正確。操作ミスを減らし、作業効率を向上させることができます。
厚さ4mmのガラスの上ですら正確に操作できるセンサーなんだって!
(↑公式サイトより)
大量のデータを一気にめくれるMagSpeed電磁気スクロール
MX MASTER 3Sには、MagSpeed電磁気スクロールという革新的な機能が搭載されており、この機能により、大量のデータを一気にめくることができます。
MX MASTER 3Sのホイールは重厚な金属で作られており、指で強めに弾くとまるでハンドスピナーのように高速でホイールがいつまでも回ります。これによる高速スクロールでファイラーやExcel上で高速移動したいときにピッタリ。
逆に細かい操作をしたいときは、ゆっくりホイールを回せばOK。内部の磁石がカチカチと引っ掛かり、スクロール時のクリック感を表現します。
従来のマウスのスクロールホイールでは、大量のデータをスムーズにめくることが難しかったり、スクロール速度の調整が難しかったりしましたが、MX MASTER 3SのMagSpeed電磁気スクロールは、スムーズかつ高速にスクロールすることができます。これにより、大量のデータを効率的に操作することができ、作業効率向上が期待できます。
体験してみないと伝えづらいんですが、滑らかな回転モードとクリック感のある通常マウスがシームレスに切り替えられるという不思議さは中毒性が本当に高い。
便利すぎてこれ以外のマウスホイールが使えなくなる可能性あり
高速充電で常に使える安心感
MX MASTER 3Sは、高速充電機能を備えており、バッテリー切れの不安と戦う必要がありません。
満充電時の使用可能期間はなんと驚異の最長70日。
丸二か月以上も使えちゃうなんて!
あまりにも長期間バッテリー充電が不要なため、充電式だったということをうっかり忘れてしまいそうになります。
万が一バッテリーが切れても大丈夫。急速充電機能のおかげで、たった1分の充電で3時間使用することができます。
「やばい!寝坊した!」
という状況でも、歯磨きをしている一瞬でその日1日使う分の充電が完了しちゃいますね。
これにより、充電の頻度やバッテリー切れの心配をすることなく、作業に集中することができます。
使う端末を問わないマルチペアリング
MX MASTER 3Sは、複数の端末との接続に対応したマルチペアリング機能を備えています。これにより、パソコンだけではなく、タブレットやスマホなどといったさまざまなデバイスでMX MASTER 3Sを使用することができます。
接続には前述のロジボルトかBluetoothを使うことができ、同時に3台の端末を接続してワンタッチで切り替えることが可能。
例えば、MacbookとWindowsのPCを同時に起動している際、切り替えボタン一つで容易に端末を行き来することが可能です。
有線接続用の端子はType-C端子。これを使えば有線接続でPCに接続することもできるのかな?と思いましたが、どうやら充電専用みたい。
有線接続まで出来たら隙がなかったんだけどねぇ。
「有線接続し、充電しながら無線で使う」という取り回しはできるみたいだよ
Excel・動画編集ソフト・DTMに欠かせない横スクロール専用ホイール
MX MASTER 3Sは、Excelや動画編集ソフト、DTMなどのアプリケーションで欠かせない機能である横スクロール専用ホイールを搭載しています。
従来のマウスでは縦スクロールが主流でしたが、MX MASTER 3Sの横スクロール専用ホイールは、横方向へのスクロールがスムーズかつ正確に行えます。
横スクロールが主になる動画・音楽編集ソフトや大きなエクセルファイルなどを効率的に操作することができ、作業時間の短縮とストレスの軽減が可能となります。
昔のマウスってホイールを横に倒すことで横スクロールできたよね
ただし、個人的にはこの横スクロールホイールはちょっぴりイマイチという評価。
というのも、自然にマウスを握った際、親指の可動域に対して角度が合わない。そのため、横スクロールする際だけ少し手首をひねるというアクションが必要になります。
多分人によって握り具合が異なるため、僕がたまたまそういう角度で握っているだけの可能性は十分にあります。
まとめ
ということで今回はロジクールのハイエンドマウス、MX MASTER 3Sのレビューでした。
MX MASTER 3Sは
- 使う場所を選ばない静音性・精密センサー
- Excel・動画編集ソフト・DTMに欠かせない横スクロール専用ホイール
- 大量のデータを一気にめくれるMagSpeed電磁気スクロール
- 使う端末を問わないマルチペアリング
と言った魅力的で個性的な強みが多々ある、替えの利かない製品です。
特にMagSpeed電磁気スクロールは中毒性が高く、ほかのマウスでは物足りなさを感じてしまうほど。
手にしっかりと馴染む形状と快適な操作性により、長時間の作業においても疲れやストレスを最小限に抑え、生産性を向上させることができます。耐久性にも優れており、長期間の使用においても安心して利用することができます。
プロフェッショナルなユーザーにとって理想的なマウスです。ぜひ一度試してみてください。