【メルカリ】コメント利用制限の対処法!Google One VPN使っていると利用制限に!?適切な対応をご紹介

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みなさんこんにちは、青山キリカです。

メルカリはお好きですか?ミニマリストとしてバンバン物を手放す都合、僕も愛用しています。

そんなメルカリが突然利用できなくなった経験はございますか?

今回は、僕の経験をもとに「メルカリで利用制限、コメント制限になってしまった際の対処方法」をご紹介いたします。

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メルカリで「このユーザーは利用が制限されています」と表示された

ことの発端は、あるお客さんが僕の出品した商品へコメントをしてくれたことでした。

値引き希望のコメントだったため、返信を書いたところ、見慣れないメッセージが表示。

それがこの、「ただいま利用制限中です」というメッセージ。「このユーザーは利用が制限されています」とのこと。

メルカリの「ただいま利用制限中」

「あれ?お相手さん、僕のところにコメントしてくれた直後、何か悪い事をしちゃったかな?」と思ったのもつかの間。

確認してみると、自分が出品した他の商品に対しても同様にコメントができない状況になっていました。

僕のメルカリアカウントがコメント利用制限されてるじゃん!!!!!

メルカリアカウントが利用制限に!?理由を調査

困った

ざっくり調べてみると、これは「メルカリの利用制限」に引っかかっているらしいです。
困った…。とりあえず情報を調べてみましょう。

メルカリ公式サイトでやってはいけないことを確認

代表的な「メルカリの利用制限」にかかる理由は、「出品してはいけないものを出品すること」とのこと。メルカリ公式では、以下の様なものをNGとしています。

  • メルカリで用意された以外の決済方法を促すこと
  • 商品の詳細がわからない取引
  • メルカリが用意した取引の流れに沿わない行為
  • マネーロンダリングにあたる行為
  • 商品の出品者自身や親族、その他関係者などが購入すること
  • 交換、半交換
引用:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/258/

もちろん言うまでもなく、このようなものは出品していません。

加えて、「商品にかかわる単語を大量に羅列する紹介文」もNGという話を聞きました。

友達
友達

アニメ商品全てにとりあえず「#鬼滅の刃」とつけている出品者とか昔いましたね

管理人
管理人

「とにかく多くの人に見てもらうため、無関係なキーワードで検索汚染」というのも利用制限に近づくようです。

こちらもやっている人は回避したほうが良いです。

メルカリ公式サイトで出品してはいけないものを確認

続いて、「出品してはいけないより詳細な商品リスト」がこちら。ほとんどは明確に法律でNGなものですね。常識の範囲で使っているユーザーならばこれらに抵触することはないと思います。

  • 電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの電子データ
  • ダウンロードコンテンツやデジタルコンテンツなどの電子データ
  • 新型コロナウイルスの影響に伴い、取引が禁止されている商品
  • 偽ブランド品、正規品と確証のないもの
  • 知的財産権を侵害するもの
  • 盗品など不正な経路で入手した商品
  • 犯罪や違法行為に使用される可能性があるもの
  • 殺傷能力があり武器として使用されるもの
  • 危険物や安全性に問題があるもの
  • 児童ポルノやそれに類するとみなされるもの
  • 18禁、アダルト関連
  • 使用済みの下着類
  • 使用済みのスクール水着、体操着、学生服類など
  • 医薬品、医療機器
  • 許可なく製造した化粧品類や小分けした化粧品類
  • 法令に抵触するサプリメント類
  • 安全面、衛生面に問題のある食品類
  • たばこ
  • 農薬、肥料
  • 現金、金券類、カード類
  • チケット類
  • 領収書や公的証明書類
  • ゲームアカウントやゲーム内の通貨、アイテムなどの電子データ
  • サービス・権利など実体のないもの
  • 受け渡しに伴う手続きが複雑なもの
  • 手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること
  • 福袋
  • 試作品(商品サンプル)の掲載がないオーダーメイド品
  • 象牙および希少野生動植物種の個体などのうち、種の保存法により必要とされている登録がないもの
  • 利用制限や契約中、支払いが残っている等の携帯端末および全てのSIMカード
  • 規制薬物・危険ドラッグ類
  • 個人情報を含む出品・投稿、個人情報の不正利用
  • 外国為替及び外国貿易法(外為法)に抵触する商品について
  • その他、不適切と判断されるもの
引用:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/259/

メルカリ公式サイトで出品における禁止行為を確認

最後に、「出品における禁止行為」がこちら。これらは少しふわっと書かれている部分があります。

商品について正確な説明を行わないこと」が非常に概念的で悩みますね。「これがNGの理由です」と言われたなら少し今後の運用を考えなければいけません。

  • 販売できない商品の出品
  • 出品する前に、手元に商品があることや不備がないことをご確認ください。
  • 商品について正確な説明を行わないこと
  • 購入手続き後に商品価格をつり上げること
  • 取引中の商品を出品すること
  • 自己都合により取引をキャンセルすること
  • お客さま独自のルールにより取引を放棄したりキャンセルを強要すること
引用:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/647/

公式サイトの表現を読んでも、「これが原因だ」という直接的なポイントには出会えませんでした。

機種変更すると安心のためにメルペイの上限額が制御される

メルペイの決済上限額が機種変で0円になった

他のページで調べてみると、「セキュリティ上で問題がある行動を取るとしばらくアカウントがロックされる」という文章を発見。

そういえば、僕は先日スマートフォンを買い換えました。新しい端末にメルカリを移行した際、「安全のためにメルペイの上限額を自動変更しました」というメッセージを受け取っています。

もしかして、機種変更したことによってメルカリ自体も一時的に利用制限になっているのでは?

また、続けて調べてみると、以下のような文言を発見。

アカウントに利用制限がかかりますと、事務局よりお客さまに個別メッセージが送られます。 アプリ、またはWeb版メルカリの「お知らせ > お知らせタブ内メッセージ一覧 >【事務局から個別メッセージ】」の内容をご確認ください。

引用:https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1331/

どうやら、アカウントに利用制限がかかると、メルカリ運営からメッセージが届くようですが…そんなものはもらっていません。

友達
友達

これ、そもそもアカウントの利用制限されていないのでは?

管理人
管理人

でもコメント書けないんだもん!!!

利用制限となった理由がわからない。メルカリ運営に問い合わせる

おまかせ

困ったらやることは一つ。メルカリ運営を問いつめてみましょう。

ざっくり要約すると、以下のような内容で運営に問い合わせしてみました。

出品した商品にコメントがついていたが、返信しようとすると、「このユーザーは利用が制限されています」というメッセージが表示される。同様の現象が自分の出品している他の商品でも起きた。自分のアカウントが制限された可能性があり、スマホの機種変更が原因と考えられる。制限解除と原因の特定・対策を求めている。

メルカリのように大規模なサービスでは、問い合わせしてから回答がもらえるまで数日間かかるかも。覚悟していましたが、問い合わせした日の午後には早速回答が。

メルカリの公式からの個別メッセージ

メルカリ運営からの回答は以下。ざっくり要約すると、

インターネット回線が悪さしてない?VPNとか特別な回線とか通してない?

メルカリの公式からの個別メッセージ
メルカリの公式からの個別メッセージ

利用制限の原因が発覚。VPN経由の接続が問題。

「いや、インターネット回線に特殊なことなんてないよ…VPNなんて…」と言おうとしたのもつかの間、僕はふと気付いてしまいました。

VPN使ってるわ!!!

VPNってなに?

VPN

VPNとは、Virtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)の略称で、公衆インターネット上で仮想的な専用通信網を構築する技術のことです。

VPNを使うと、インターネットを通じて送受信するデータが、暗号化されたトンネル内で送信されるため、第三者による盗聴やデータの改ざんを防ぐことができます。また、VPNを使うことで、自宅やオフィスのLAN内にいるかのように、インターネット上に接続された他のネットワークにアクセスすることができるため、セキュリティやプライバシーの保護だけでなく、地理的な制限を受けずに情報を閲覧することも可能となります。

VPNは、一般的にセキュリティやプライバシーの保護に役立つ技術ですが、悪用される可能性もあります。

例えば、VPNを使用して、違法なコンテンツを閲覧する、ハッキングや不正アクセスを行う、違法な活動を行う、国家や企業の機密情報を盗むなどの悪意ある目的で使用されることがあります。

また、VPNを使用して、ウイルスやマルウェアを拡散する、不正なビジネスを行う、詐欺やスパムメールを送信するなどの、一般的なインターネット犯罪の手段としても悪用されることがあります。

これらのようなVPNの悪用は、社会的に問題視されるため、適切な法的措置がとられる可能性があります。VPNを利用する場合は、適法な目的で使用することが重要であり、利用規約に従って利用することが必要です。

Google One VPN はGoogleが提供するVPNサービス

Google One VPN

Google One VPN は、Googleが提供を始めたVPNのサービスで、以下の条件のいずれかを満たすユーザーに提供されます。

  • Google Oneの2TB以上の上位プランに加入
  • Google Pixel7 / Pro を使用

さて、前述のとおりですが、僕は最近、スマートフォンを機種変しました。使い始めた端末はGoogleのPixel7Pro。めちゃくちゃいい端末です。

おやおや、Pixel7Proを使っている僕は上記条件を満たしているため、Google提供の安心で匿名な通信を利用できるじゃないですか。天下のGoogle製!とっても安心!サイコー!

と思いきや、VPNによる通信をまるまるNGとしているメルカリは、Google製であろうとVPN経由での通信を感知したため、僕のアカウントを利用制限にした、ということのようです。

Google One VPNのバイパス機能でメルカリを対象外に設定

Google One VPNのバイパス機能

「じゃあ、せっかく権利を有しているのにGoogle One VPNを無効にしないといけないの?」

ちょっとお待ちを。Google One VPNは特定のアプリのみをVPN通信の対象外とする「バイパス」という機能があります

Google Oneの設定画面より、「VPN設定」へ。「VPNのバイパスをアプリに許可」を選択してください。

Google One VPNのバイパス機能

「VPNをバイパスする」内で、メルカリを指定してください。

Google One VPNのバイパス機能

アプリを選択すると、「変更を保存してください。その後、VPNが再起動します」と出るため、タップ。

Google One VPNのバイパス機能

メルカリをバイパスに設定したところ、無事にコメントが書き込めるようになりました!!

メルカリの「ただいま利用制限中」

まとめ

結論として、

  • メルカリ利用時にVPNを使っていると制限を受ける
  • Google One VPNのバイパス機能を使うと、メルカリのみ対象外に出来るため、VPNとメルカリ使用が両立できる。

ということでした。紆余曲折ありましたが、結果はVPNを経由していたから、というシンプルな原因。ぶっちゃけどこにもそんなルールは書いていなかったので、疑いもしませんでした。

メルカリは売買だけでなく、決済や借金もできてしまうサービスなので、願わくばGoogleのVPNを経由してより安全な回線で利用したいな、という気持ちもありますね。

一部ウェブサイトでは「海外からメルカリする際はVPNを使おう!」と言ったメッセージもありますが、現状はその辺も含め、メルカリ利用の際はVPNは避けることが望ましそうです。