みなさんこんにちは、青山キリカです。
Nintendo Switchはお好きですか?僕も暇があったら常にスプラトゥーンを嗜んでおります。
さて、友達とオンラインゲームをするときに欲しいものと言ったら、ボイスチャット。音声で通話しながら友達とゲームすると、情報共有も出来るし、臨場感バッチリです。
ただ、こう言ったものはお金がかかります。
今回は、格安でこれらを成し遂げちゃいましょう。しかも、有線接続なので遅延なし。
Nintendo Switchで通話・ボイチャしながらゲームしよう
こういうのはお手軽でシンプルな機材が良しです。
まずは機材を並べていきましょう。通話にはお手持ちのスマートフォンを使います。もちろんパソコンでもオッケー。よりお手軽にするためにスマートフォンをチョイス。
最近のスマートフォンには3.5mmイヤホンジャックが備わっていません。なので、変換アダプタを利用してイヤホンを接続します。
Apple製のアダプタにはDACが備わっているため、多くの端末に接続できます。
続いて、belkinのオーディオスプリッター。
これには、1つの出力プラグと5つの入力端子があります。入力端子が5つと書きましたが、結構乱暴に入力と出力を判断して処理してくれます。音が3つ入力されればすべて混ぜてくれますし、イヤホンやスピーカーを複数繋げば音を分割して出力してくれます。
今回はこれを利用してスイッチの音と通話相手の声を混ぜ混ぜします。
やたらめったらにいろいろなカラーバリエーションがあるのでお好みでチョイスしてください。
オーディオスプリッターには音声を入力してあげる必要があるため、3.5mmの入力ケーブルが必要です。
続いて、「3.5mmミニプラグ4極 音声/マイク分離ケーブル」的な名称で呼ばれるケーブルが必要です。後述しますが、イヤホンマイクの音声をイヤホン部分とマイク部分に分離させたり、それを再度結合する際に用います。
ひじょーーーーーに紛らわしいですが、写真のように2パターンのケーブルが必要です。片方はメス端子が2つ。片方はメス端子が1つという点で区別できます。
イヤホンマイクは家にあった適当なものを使います。マイクがあるタイプのイヤホンならば何でもOKです。
こいつはエレコムの1000円イヤホンですが、とんでもなくお気に入り。好みの問題が大きいと思うけど、予算30000円を担いでイヤホン専門店に遊びにいった際もこれより好きなイヤホンがなかった。
言うまでもなく、Switchも必要です。
今回はおまけとして、テレビ出力する際にドックを利用しなく良いドックレスにも挑戦。
このようなType-C用のハブがあると、スイッチ純正のドックと同じように画面出力することが可能です。友達の家など、自宅外の環境でゲームをしたいとき、常にドックを持ち歩くのは大変です。こういった製品を一つ持っていると軽くて便利。
今回使っているモデルはType-C給電、HDMI、いわゆるUSB端子の3つだけど、有線LAN端子があるモデルもあるよ。
通信速度にシビアなオンラインゲームをプレイする方は、そういったモデルに関してもしべてみてね。
これで一連の機材が揃いました。カラフルでケーブルが多いです。
イヤホンプラグには、黒い線が2本の物、3本の物があります。
2本の物は3極プラグ、3本の物は4極プラグと呼ばれます。4極プラグは音楽を送るだけでなく、マイクの情報を送る機能があります。
お手持ちでしたら見てみてください。マイク付きのイヤホンならば必ず4極プラグです。
形は全く一緒なので、区別なく端子に刺さります。
4極プラグのものをオーディオスプリッターに直接差し込むと音が荒れたりします。なので、分離ケーブルでマイク部分とイヤホン部分に分割します。
Nintendo Switchのボイチャ用配線をしよう
配線がひたすらに面倒なので詳しく書きます。
まず、スマートフォンの音声をマイク入力部分とイヤホン出力部分に分割します。スマートフォンにType-C to 3.5mmイヤホンジャックを接続します。
はい、がっちゃんこ。
あらかじめ、スマホとイヤホンをアダプタで繋ぎ、音が出ることを確認しておいてね。
続いて、イヤホンの4極プラグを分離します。分離ケーブルでイヤホン入力とマイク出力に分割します。
はい、がっちゃんこ。
マイク入力とマイク出力は接続しちゃってOKです。ピンクの端子同士をつなぎ合わせてください。もうぐっちゃぐちゃ。
イヤホン入力とイヤホン出力の間に、オーディオスプリッターを挟み込みます。
正直あまり必要性を感じませんが、隣り合った入力端子に挿すのは避け、それぞれの接続箇所を離すほうがノイズが乗らず安定するようです。
オーディオスプリッターにNintendo Switchを差し込みます。オーディオスプリッターにスイッチと通話音が入り、イヤホンに向かって流れます。
これで完成です。はいぐっちゃぐちゃ。
この状態でスマホで通話を行えば、スイッチの音も通話の音もバッチリイヤホン内部から聞こえます!お疲れ様でした!
続けてドックレス接続のためにType-Cハブを使います。とは言っても、ドックの代わりに差し込むだけでOK。
スイッチへの給電は純正アダプタでなくても可能です。ただし、大きな電力が必要です。僕はRAVPOWERの60W充電器を愛用中。純正のものを使ってもいいし、PD対応で40W以上の充電器ならおおむね大丈夫そうです。
Amazonにはもう取り扱いがなさそうなので、Ankerの同性能のものを貼っておきます。
もっと簡単にNintendo Switchでボイスチャットしよう
今回は有線で遅延無しでやりたい、という目標で進めてきました。
ごめん…。本当はこんな事しなくて良いんだ…。
エレコムから、Switchのボイチャ用の機器が出ています。金額も安く、簡易ミキサーで良いならこれを買えばOK。ただし、ノイズが乗るというレビューもあります。
配信も見据えたオーディオミキサーなら、YAMAHAのAG03MK2がレジェンドです。ゲームと通話のミックスだけでなく、それを配信に乗せたり、通話相手に自身のゲーム音を流したりと、オーディオに関する管理ならマジで何でもOK。最強。
今回はいくつかのケーブルを組み合わせて行いましたが、スイッチのボイチャのみできればいい人、あるいは予算は惜しまないから最強の環境が欲しい人にはこちらのプランのほうがおすすめです。
まとめ
ということで、今回はスイッチでのゲーム中のボイスチャットを実現する手順を紹介しました。
今回の手順では大量のケーブルが必要となりますが、比較的安価で実現できることと、断線した部分だけ買い換えれば全体は長く利用できるというのがメリットです。
少なくとも、イヤホンジャックが絶滅しない限りどんな機器でもこの手順を使い回せます
また、今回の手順はかなりシンプルに作成しているため、応用の幅が利くということも魅力の一つです。
- スプリッターにもうひとつイヤホンを挿し、二人プレイ
- Youtubeとゲームの音声を入力し、BGMとして動画を流しながらゲーム
と、このようにこれらのケーブルがあればとりあえず何でも挑戦できます。
持っていて損、無いよ。オススメです。