カラー表示のe-ink、アンドロイド搭載。ホワイトカラーの筐体で、スタイラスペンは不要っていうあなたに向けて。大正解の端末は、入手困難な型落ち品。
物理ボタン同好会のぶつりぼです。皆様いかがお過ごしでしょうか?
みなさま、e-inkってご存じですか?e-ink、電子ペーパーっていうのはその名の通り電気で書き換えできる紙のようなディスプレイ。

e-inkには普通のディスプレイとちょっと異なる特性があり、電気屋を散歩していてもなかなか見かけないジャンルですが、反射が少なく長時間眺めていても目が疲れにくい特性からKindleのような読書端末にてその存在が大きく広まりました。
Boox GoColor、あえての第一世代
さて、本日のレビューはこちら、Onyx Internatinal社のGOColor7第一世代。

この製品、最近、新モデルであるGen2が出ました。なので今回紹介する子は型落ち品です。

新しい製品が出たのにあえて型落ちモデルを選ぶ理由ってお値段以外にあるの?

はい、あるんです
GOColorシリーズ、本体の色がホワイトとブラックの2通りあり、カラー画面かモノクロ専用画面かの2バリエーションありますが、第2世代からは「ホワイト筐体 x カラーパネル」の組み合わせだけ消滅。

俺はそれが欲しいんだよ!!!!!
という葛藤の末、最新モデルではなく初代が欲しくなった。
欲しいなと思ったのが半年前で、まぁその時点で販売終了品ではあったのですが、たまたま中古市場にて美品が見つかったのでゲットしました!

と、長い前振りでした。
ということで今回のレビューは「半年以上毎日使っている」というオタクの長期レビューです。

でももう売ってないんでしょ

ホワイトモデルであること、カラーパネルであることのどっちかを諦めれば第2世代は絶賛販売中。
それでは、れっつれびゅう!
Boox GoColorを開封する
はい、外箱は超シンプル。キラキラした製品名のプリントにお金がかかってますね。

外箱をスライドするとまた中から箱が。BOOXのロゴ!おーぷんせさみ!本体がお目見え。なんか、色が淡いなって感じますか?そうです、めっちゃ淡いです。すべてが絵本のようなタッチに見えます。

おもちゃに見えますが、当然アンドロイド端末なのでスワイプすれば通知センターが。

画面や仕様はいったん置いておいて、まずは筐体を見てみましょう。はい、本体はもうビビるほど薄いです。後で並べるとわかりますが、薄さはiPhone Airと同等。
上面は電源ボタン一つ。

本体の側面にはTypeC、スピーカー、microSDカードスロット。SDカードが使えることによって、低価格ながらも大容量化が簡単に出来ちゃいます。

残りの2側面にはなにもありません。
筐体の表面には音量ボタンがあります。もちろん、これで本のページめくりが可能です。Kindle Oasis難民もこれにはニッコリ。画面を指で隠さずにページめくりができるというのは、一度慣れてしまうともう戻れません。

背面は少し独特で、砂を固めたようなざらっとした質感です。長時間持っていても蒸れにくく、摩擦があるからてのひらに乗せても落ちづらい。

筐体のサイズ感や重さを見ていきます。皆様のお手元にもあるでしょうiPhone Airと比較。高さほぼ同じ、薄さもほぼ同じです。

重さチェック→185グラム。iPhone Airよりちょっと重いくらいです。iPad Miniより100グラム以上軽いので大画面を持ち歩きたいニーズに最適。

付属品もさらっと眺めましょう。シムピン、ケーブル、説明書ですね

Boox GoColorの純正カバーも見てみよう
純正のカバーも買ってますので一緒に見てみましょう。

外装はベージュ。BOOXのロゴが描かれています。素材はPUレザーとのことですので合皮ですね。カバーと本体は磁石によって固定されます。

振り回しても落ちない、うーん、落ちます。あと、間違って背面側からカバーを開いちゃう事故が起きます。
ネックなのは重さ。これだけで115グラムあります。本体とケースをセットにすると約300グラムと結構重い。

本体の軽さが魅力的なので、カバーを付けると魅力激減です。結論から言うと僕は裸持ちしてます。ケース使ってません。
ただ、ケースを付けると手帳っぽい見た目になるので、可愛いというのは否定しません。紙の本と一緒に本棚に置いておくのもアリです。

Boox GoColorの画面動作を確認する
では、電源を付けて画面の動きを見ていきましょう。基本的に、今後の画面はずっと最大輝度に設定しています。

画面の色合いは淡く、ビビットカラーは出ません。反射に強く、ライトのちらつきで目が疲れることを抑えてくれます。

色から得られる情報は多く、ただAndroid端末として触る場合にもカラーの恩恵は大きい。

反面、濃い色が多い画面の描画は苦手だったり「iPadとかを期待している人」にとっては描画速度の遅さがストレスになると思います。

スリープ状態でも画面に画像が残ることがe-ink最大の特徴ですね

Boox GoColorのソフトウェア面を確認する
ここからは実際に電源を付けシステムを見ていきましょう。はい、初めて点けたときはプリインストールされているランチャーアプリがお出迎えしてくれます。

ブックストアやストレージ、ファイルの管理機能、時計や電卓と言った簡単なアプリが入っています。電卓の挙動を見ていると、e-ink特有のラグ感をある程度感じ取ってもらえるかな?

ボイスレコーダーアプリもあるので、製品本体のマイク性能をちょっと検証してみましょう。


こちらは動画版でぜひご確認ください
そういえばここのナビボールと呼ばれるボタンにアプリケーションマネージャーを入れています
メモリが4GBしかないため、こまめにオールクリアします。


メモリ4ギガって足りなくない?
まぁ足りないんですが、もともと画面の応答速度のほうがネックになっているため、メモリへの感想は特に感じません。
Boox GoColorの純正ブラウザを動かしてみる
純正ブラウザのNeoBrowserも動かしてみましょう
はい、濃い色の表示が曖昧で変な色に化けちゃってますね。撮影用ライトがガッツリ映り込んでいますが、反射が控えめであることが感じ取れます。スマホなどの画面と比較した際に目が疲れません。

寝る前にスマホでマンガを読むと眠れなくなりますが、e-inkではかなりそれが軽減出来る印象。御覧の通り、高速スクロールさせると描画速度が追いつかずカクツキを感じます。
さらに言うと、e-ink端末は画面の描画時に電気を消費するため、カクツキを感じるほど画面を再描画させる処理をすると、バッテリーが一瞬で消えます。

逆に、本を読むような「一定の画面を表示し続ける」という作業には特化しており、バッテリーがめちゃくちゃ持ちます。後述の設定にもよりますが、毎日15分利用するのに対し、充電は月に2回か、それ未満かです。
青空文庫で文字を読む
つづいて、青空文庫で文字を読んでみましょう。電子ペーパー端末はやっぱり文字を読むときが最も輝きますね。

こういったモノクロのものを読む際は、モノクロ専用モデルのほうが濃くはっきり表示されるのですが、GOColorはカラーパネルのものでも白黒をはっきり描画してくれるため、カラーモデルがモノクロモデルの上位互換に感じられます。
はい、ここまでは純正ランチャーと純正アプリを見てきましたがこれ、Androidなので
好きにアプリを入れられます。ということでKindleアプリをつっこみます。
Boox GoColorでマンガを読む
カラーモデル最大の恩恵は、表紙からマンガを探すのが楽なこと。

600冊のマンガが入ってるので、表紙を色合いでガッと見つけ出せるのが便利。

参考のため、画面半分は画像編集でモノクロにしました。カラーイラストはカラーで見るのがいいですね、やっぱり。

フルカラーのマンガを読んでみます。色は淡いですが、それでも臨場感が増しますね。モザイク越しでもキャラの判別が容易であることから、カラーの恩恵を感じませんか?

普段は左手で片手持ちし、親指でボタンを使ってページをめくっています。また、e-ink特有の残像感がマンガに与える影響ですが、個人的には「まぁ気になるかな」というくらい。気にならないと言ったら嘘だけど、適宜画面のリフレッシュをかければ不自由しません。
僕の場合「音量UPボタンを1秒長押しするとリフレッシュ」という設定にしているので気になったら長押し。これで解決です。

まとめ
ということで、僕の好きな端末について、僕の話したいことだけを話してきました。客観的な情報が足りないので、気になったことはコメントで質問してください。
Android端末ということで何でもできますが、僕は完全にKindleアプリ専用マシンとして
運用しています。
白い筐体、マンガをカラーで読めるそんな一縷のニーズに叶う人にだけ、この端末はオンリーワンの相棒になってくれるでしょう。僕がそうだったんだからさ。

マンガの本棚見られるのなんか妙な恥ずかしさがあるね
