こんにちは、キリカです。
今回はモバイルバッテリーの金字塔、AnkerのPowerCoreFusion10000をレビューしていきます。
この製品が発売されたのは早くから知っていました。
しかし、長年愛用していたPowerCoreFusion5000のバッテリーが全然劣化せず長持ちしたため、なかなか買い替えるチャンスに出会えませんでした。

Ankerのバッテリー品質が優秀すぎたせいです
さて、今回はとうとうそんなPowerCoreFuisonを買い替えたため、PowerCoreFusion10000と5000を比較レビューします。
- 他モデルとの違いは
- どんな使い方の人におすすめ?
と言ったポイントをご紹介していきます。
※追記
後継機のAnker 511 PowerBankも買っちゃいました。容量が少ない分もうちょっとコンパクト。あわせてお読みください。
Power Core Fusion 10000 開封の儀

では、早速開封していきましょう。
Ankerファンでなくても一度は見たことあるであろう色合いの箱です。
デコボコでAnker製品が表示されているのはオシャレだけど、箱の汚れが目立ちやすくなってるかもと感じます。

新品だけど自宅に届いた時点で箱はボロかった

箱を開封。きっちり梱包されています。

使うことはないと思うけど紙の説明書が入っています。
白の厚紙を使ったちょっとリッチなメッセージカードも入っていました。

そこに予算使わなくていいよ

本体保管用のポーチとUSB-A to USB-Cのケーブルが同梱されていました。
ピッタリサイズのポーチを探すのってなかなか大変なので、欲しい人にとってはとてもありがたいサービス。

本体です。電源プラグを折りたたんでいると出っ張りがなくスマートな四角形。
手触りはざらざらしていてしっかりとした重さを感じます。重いな。
278gなので、およそiPhone13miniが2台分の重さです。

側面の様子です。充電端子がUSB-AとUSB-C一つずつ備わっています。
PowerCoreFusion5000にあった本体充電用の給電端子は無くなりました。

電源プラグを出しました。プラグの向きは固定なので、回転させることはできません。
コンセントに挿すと上下の穴を塞いじゃうサイズなので、回転機能がついたら嬉しい。

背面の注意書きです。
電池容量9700mAhと書いてあります。驚きの大容量ですね。
ちゃんとPSEマークもついています。

PowerCoreFusion5000との違い
続いて、PowerCoreFusion5000との違いをまとめていきます。
充電端子が異なる
PowerCoreFusion5000はUSB-A(いわゆるUSBって呼ばれるやつ)が2つついています。
一方、PowerCoreFusion10000にはUSB-C(type-c)とUSB-Aが1つずつついています。
PowerCoreFusion10000のUSB-C端子は高速充電規格のPDに対応しており、20Wの火力で充電が可能です。

最近のスマホ、タブレットなどはバッテリー容量が増加してきています。
比例するようにバッテリー満充電にかかる時間も伸びていくため、高速充電できるモデルは重宝します。
重さ、大きさが異なる
PowerCoreFusion10000は278g、PowerCoreFusion5000は189gとなっています。
容量が2倍になっていますが重さは50%UPくらいですね。


0.1kg増加って言われるとすごく増えたように感じる
大きさはPowerCoreFusion10000は82x82x35mm、PowerCoreFusion5000は72x71x30mmとなっています。
このサイズだと多少大きくなってもそれほど気になりません。しかし、厚さに関しては明らかに厚くなったなと感じました。
容量が異なる
PowerCoreFusion10000は9700mAh、PowerCoreFusion5000は5000mAhとなっています。
サイズの差があまり無いのに容量が2倍。これは素晴らしいですね。

参考までに、iPhone13の容量が約3000mAhと言われています。
PowerCoreFusion10000なら満充電3回、PowerCoreFusion5000は充電1.5回分くらいとなりますね。
また、iPadシリーズはおよそ8000mAh以上のバッテリー容量です。
これらをモバイルバッテリーでフル充電したければPowerCoreFusion10000一択ですね。

PowerCoreFusion5000だとフル充電には容量不足
PowerCoreFusion10000をオススメしたい人
このようにPowerCoreFusion10000はとても素晴らしい製品です。
誰にとってもオススメできる製品ですが、特に以下のような人には絶対オススメです!

旅行、出張が多い

旅行や出張など、外出が多い人にはとってもオススメです!
PowerCoreFusion10000がひとつあればモバイルバッテリーと充電器をそれぞれ持っていく必要はありません。
また、道を調べるマップや人と待ち合わせするための電話など、外出先で急なバッテリー切れが起こす問題は致命的になりやすいです。そんな不安もPowerCoreFusionひとつで解決です。
忘れっぽい

寝る前にスマホの充電を忘れる人、きっといますよね。
PowerCoreFusion10000は20Wの急速充電が可能なため、朝ごはんを食べている間にスマホのバッテリー残量が十分な量になります。
また、そんな暇さえない遅刻寸前の日は、コンセントからPowerCoreFusion10000を引っこ抜いてカバンに投げ入れちゃいましょう。モバイルバッテリーとしていつでもフル充電なので通勤、通学の電車の中でバッテリー回復が完了します。
物を減らしたい人

物を減らしたい、ごちゃごちゃするのは嫌だ!という人にもPowerCoreFusionがオススメ。
僕は持ち歩く充電器を「PowerCoreFusion」と「RAVPOWER 61w充電器」のみに絞っています。
PowerCoreFusion10000の高速充電は20Wまでなので、それ以上の給電力が必要なものはRAVPOWERの充電器、と言うように使い分けています。
具体的には
PowerCoreFusion10000 | RAVPOWER 61W |
・iPhone11ProMax ・AirPodsPro ・AppleWatch ・iPadMini | ・iPadPro ・(持っていた頃は)MacBook Air ・ゲーミングノートPC ・NintendoSwitch |
という感じで使い分けています。
PowerCoreFusion10000とRAVPOWER 61W充電器を持っていればほとんどの物が必要なスピードで充電できます。合わせてオススメ。

Amazonにはもう取り扱いがなさそうなので、Ankerの同性能のものを貼っておきます。

まとめ
PowerCoreFusion10000のレビューでした。
実際に使ってみた感想ですが、やはりiPhoneの充電の速さが速くなったことを感じます。
高速充電できるだけで1日がちょっと長くなった気持ちになりますね。
- バッテリーの大容量化
- Type-C端子の追加
- 急速充電規格PD(20W)の対応
と、欲しい要素が全て入ったPowerCoreFusionのハイエンドモデルです。非常にオススメ!
以上で本記事は終了です。お疲れ様でした。
