【キーボード】初音ミクデザインのREALFORCEがあるんだって?!ラピッドトリガー搭載だって?!

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心地よい打鍵感はお好きですか?指が通った後に残る小さな余韻はお好きですか?パソコンを使っていて一番長くさわっている機器は…

タイピングは、お仕事?それとも趣味?あるいは、ゲームがメインの目的ですか?どんなニーズにもぴったり馴染んでくれる至高の一品。それが、REALFORCE!

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REALFORCE GX1初音ミクエディションとは

リアルフォースは東プレ株式会社から発売されている、いわゆる高級キーボード。

特徴的なのは静電容量無接点方式と呼ばれる、タフで寿命の長いスイッチを用いていること。プログラマー、小説家、ライターなど、文字を書く職業のユーザーをはじめとするビジネスマン達から、あるいは、そのオンリーワンの打鍵感に魅了されたマニアたちからも広く愛される至高のキーボードです。

そんな中でもGX1モデルはREALFORCE内でもゲーマー向けに位置するモデルで、もともとの高い耐久性に加え、ラピッドトリガーやキルスイッチといったゲーミングキーボードに要求される仕様を備えた特化型モデルです。今回はそんなリアルフォースが初音ミクとコラボしたということで、買っちゃいました。

リアルフォース自体はこれで2回目の購入ですし、手元にはHHKBが鎮座しているのですがまあ、いいでしょう。

ファーストインプレッション

早速開封していきましょう。箱の時点で信じられない重さ、大きさです。外箱には秋赤音先生のシックな初音ミクがデザインされています。

箱の中に入っているのは説明書と、本体ですね。シンプル。

じゃじゃーん。本体が登場。第一印象なんですが、めちゃくちゃ重い。手元にあるHHKBもまあまあ重さを感じるんだけど、それよりも重い。資料によると重さは1.3kg。MacBookAirと同じくらい。とにかく本体に重みがあるので、多少乱暴にタイピングしようが机から微動だに動きません。

本体のデザインは一見するとちょーっとカラフルなキーボードという感じですが、そのカラーリングや大きな01のプリントはわかる人が見るとどうみても初音ミク。筐体自体はプラスチック製ですが、表面を覆うように、緑色の厚さがある金属で全体が覆われています。この、初音ミクカラーの金属が、重厚感たっぷりで幸せな気持ちになります。

さらっとしたさわり心地の良い塗装が施されており、定期的にキーキャップを全部外してあげれば簡単に拭き掃除ができるところも高得点。

構造としては、キースイッチを横から覆うフレームがない、開放的なデザイン。ホコリが溜まりにくく、メンテナンスしやすいですね。HHKBと同じ静電容量無接点方式のスイッチですが、この、側面が解放的なデザインによって打鍵音に、抜け感や開放感が生まれまた違った感触が楽しめるって言う印象です。

キーとキーの隙間から本体の黒いねじが見えてしまうのは欠点ですね。緑をバックにして白いキーボードという美しいデザインであるがゆえに結構がっつり目に入ります。

キーは日本語配列の91キーです。お仕事柄JISキーボードに慣れている必要があるため、日本語配列をチョイスしました。数字とファンクションキーが独立し、HomeやEndキーも存在する大きめの配列なのでエクセルなどの事務仕事にも最適。まぁ、本体がめちゃくちゃ重いため、持ち運ぶ運用がまずありえない。それならばテンキー付きフルサイズにしてくれてもよかったのでは?と思ったり。

JIS配列ではありますが、キーキャップにかな入力用のひらがなが書かれていません。シンプルで嬉しい。


本体裏には高さ調整用の爪があり、傾斜をつけることができます。傾斜にバリエーションはなく、爪を立てるか立てないかの2段階調整。爪を立てていればパームレスト無しでもそれなりに打てるかなといった感触。爪を折った状態ではパームレストがあると嬉しいかなっていう高さ。

PCとの接続に用いるケーブルは、長さ1.6mの本体一体型。端子がUSBのAなのでMacBookAirやスマホなんかに繋いであげるときにはアダプタが必要でちょっと不便。また、本体一体型なので、うっかり途中で断線してしまうと替えが利かないですね。

打鍵してみよう

早速打鍵してみましょう。画面の外で寿司打をぴこぴこ。打鍵感は言うまでもなく最高。
静電容量無接点方式のスコスコといった打鍵感が大好きです。

ちなみに押下圧は45g。初音ミクモデルは45gしか存在しませんが、通常モデルには30gという押下圧小さめモデルも存在するとのことです初期設定ではキーの反応が非常に過敏。押し込まずとも、キーに指が触れた瞬間くらいにはもう文字が入力されており、若干誤入力につながってしまっています。

後述しますが、ゲーミングモデルということもあり、わずかな動きでも見逃さず拾うような構造をしています。キーがどこまで押し込まれたら”押された”と認識するかを細かく調整することが可能なので、タイピングを目的に利用する人は少し深めに設定したほうがいいかも、という印象。

ちょっとの間、打鍵音だけ流しておきますね。

友達
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打鍵音はぜひ動画で聞いてね!

純正ソフトウェアでの設定

REALFORCE GX1の真価は純正の設定ソフトウェアである「REALFORCE CONNECT」から細かい仕様までチューニングできるところですね。

公式サイトからダウンロード可能です。保存したら、ひたすらOKを押すだけ。My REALFORFCEのタブでは、今まで入力してきたすべてのキーの回数が確認できます。

この動画の原稿を全部REALFORCEで打っていたのですが、A,O,U,Nが多いですね。
WASDが全然使われていないので「さぼってゲームしてました」ということがなかったこともわかります。

APCタブではキーが反応する深さを4段階から設定可能です。初期状態では一番浅い設定の0.8mmになっていました。深さは0.8mm,1.5mm,2.2mm,3.0mmの4段階からチョイス可能で、すべてのキーに一括設定することもできますし、個別で任意のキーに対して設定することも可能です。

例えば、ホームポジションに指を置いた際、薬指や小指での入力が主となる外側のキーは力をかけずとも反応するように浅めの設定をかけるなど、自分好みにチューニングが可能です。試しに最も深い3.0mmにしてみたところ、誤入力は減ったものの、キーボードが突然重くなったような打ち心地の悪さを感じました。

どのくらいが自分の好みかを判断するにはいろいろ試してみる必要がありそうですね。しばらく使ってみた感想として、個人的には1.5mmが、精度・速度を考慮してもちょうどいいかなという感じです。

キーマップ入れ替えタブでは文字通りキーマップの変更が行えます。僕は憎きcapslockキーにctrlを設定しました。

最後にイルミネーションタブ。本体のライティングを調整することが可能です。

レインボーウェーブ、ウインドミル、カラーバー、ヒートマップ、アニメーション無しのカラーミックス、アニメーション無しの単色がバリエーション豊かに用意されております。最後に店頭デモモード。 日常で使う場面はなさそう。

まとめ

今回は、REALFORCEの初音ミクエディションをたっぷり可愛がってきました。

REALFORCEはビジネスシーンをはじめとしたフォーマルな印象が強く、ゲーミング分野で戦っていけるのか?と思っていましたが、耐久性が求められる競技ゲームの世界に対し、高耐久性に自信ありのREALFORCEはむしろ”メインフィールド”と言っても過言じゃないのかも?と感じました。

なにより初音ミクエディションの可愛さ。文句なし!!末永く可愛がっていく一台となりそうです…。