みなさんこんにちは、青山キリカです。
ブロガーをやっている都合、Windows11のスクリーンショットを多用します。
画面をスクショする際に気をつけなければいけないのが、個人情報の映り込み。
最近のWindow11 22H2のバージョンでは、パソコンのセットアップ時に必ずマイクロソフトアカウントを要求されます。
このアカウントでログインすると、ユーザーフォルダや設定画面などに自分の情報が入ってしまうため、モザイク処理等を行わなければいけません。
面倒なだけでなく、場合によっては生配信中などでうっかりマスキングを忘れてしまい、本名が全世界に公開!なんていう事故に繋がってしまうかもしれません。
マイクロソフトアカウントは自分の個人情報と強く結びついています。これによって便利なことも多いですが、パブリックな使い方をするパソコンには紐づけしたくないです。
ということで今回は、Windows11 22H2のバージョンでマイクロソフトアカウントを利用しないPCセットアップの方法をご紹介します。
YouTubeにも手順の紹介動画を上げました。併せてご確認ください。
【Windows11 22H2】Microsoftアカウントなしでセットアップしよう!
Windows11 22H2でMicrosoftアカウントを使わない初期セットアップ手順
ローカルアカウント作成には手順が必要になった
しばらく前まで、ローカルアカウントの作成を行うことはもっと簡単でした。
というのも、Windowsの初期化時に普通に選択肢として存在していました。
ところが最近、Microsoftはユーザーを囲い込むためにアカウントの利用を強要するようになりました。なので今は、回避するための手順を取る必要があります。今回はそれをご紹介します。
作業時は必ずオフラインで
それでは、進めていきましょう。
まず。早速いちばん大事な手順ですが、作業する際は必ずオフラインで進めてください。
初期セットアップなので基本的にはWi-Fiには接続されてないと思います。有線LANケーブルが刺さっている場合は必ず引っこ抜いておいてください。
インターネットにつながっている場合、後述する回避のための手順が選択できないようです。その場合はもう一回頭からやり直しましょう。
設定手順
早速パソコンを起動しました。初期設定画面です。普段どおり進めていきましょう。
「国または地域はこれでよろしいですか」の表示が出る画面まで進めます。
ここで、「Ctrl」キーと「F10」キーを押します。
すると、写真のようにコマンドプロンプト画面が表示されます。
「oobe\BypassNRO.cmd」というコマンドを打ち込んでください。
「ENTER」キーで実行すると自動で再起動されます。
また初期化画面の最初に戻ります。同じように先に進めてください。
しばらく進めていくと、「ネットワークに接続しましょう」という画面にたどり着きます。
「インターネットに接続していません」という選択肢が選べるようになっています。
こちらをクリック。
「今すぐ接続して、デバイスをすぐに使い始めましょう」の画面が表示されます。ここで「制限された設定で続行」を選びます。
ローカルアカウントの設定が始まります。Microsoftアカウントがあればこの辺はまるまるスキップされますが、ユーザー名の登録から始まります。
続いて、パスワードの設定。
最後に、「セキュリティの質問」を追加します。3問分答えを考えないといけないので、面倒。
質問内容は以下のレパートリーです。絶対忘れないものをチョイスしましょう。
質問の設定を進めていくとほぼ完了です。ローディング作業が始まりますので数分お待ち下さい。
Windowsが起動しました。お疲れ様でした。
燦然と輝くゲーミングノートパソコンの初期壁紙……。
設定画面から確認してみましょう。
写真左上を見ると、「ローカルアカウント」と書いているのが確認できます。
まとめ
Windows11 22H2において、Microsoftアカウントを利用せず、ローカルアカウントを作成する方法のご紹介でした。
僕はこのようにブログ用の素材を作るため、自分の情報が紐づいてないパソコンが必要でした。
有名な配信者でも、自分のデスクトップをうっかり晒し、「そこにあってはいけないもの」が全世界に配信されてしまいクビにされるといった事件は最近良く耳にしますね。
YouTube等でパソコンを用いた生配信をする方などは、このような角度からも身バレ防止を考えてみると安心かと思います。