クレカサイズのおもちゃ。電源不要、電池も不要。電子回路とモニターだけの、わくわく未来ガジェット。
物理ボタン同好会のぶつりぼです。
さてみなさん、eインクってご存じですか?Kindleとかに入っている、電子ペーパーってやつ。

普通のディスプレイって、表示している間ずっと電気を食ってます。でも、eインクというのは、画面を書き換えるその瞬間、ここだけしか電気を食いません。
つまり、一回表示したらそのままずーっと電気ゼロで画面を表示し続けられます。

いや怖。未来過ぎる
ということで僕、eインク大好き。
とはいっても、当然ながら書き換えには電気が必要。

ところでまた話は変わり、NFCってご存じですか?Suicaとかに入ってる技術で、ピッてやるだけで通信するやつ。

この短距離通信技術、NFCですが、これ、通信だけじゃなくて微弱な電流も送信可能。だからSuicaって、電池が入ってなくても改札を通れるんすよ。
はい、察しました?
今回紹介するEZ Signは、NFCとE-inkの組み合わせによって本体に電源も電池も持たず、簡単に画面を表示できるデバイスが生まれてしまった。

こんな面白いもの、買うっしょ。
Santek EZ Signの開封
ということで今回の主役はこちら、Santek EZ Sign。

購入はAmazon。海外通販使わずに普通に買えるのありがたい。シンプルな箱。白黒で商品名だけ。
では、早速開けていきましょう。
バリエーションにはモノクロ版と4色カラー版、2.9インチモデルと4.2インチモデルの組み合わせて4バリエーションが存在するみたい。

今回僕が買ったのは4色カラーの4インチ版。一番高いやつです。お値段3500円。安いな。
開封すると、中に入っていたのは、説明書QRコード。

両面テープつき安全ピン。

ちっちゃなスタンド。ガジェットというより、文房具だな、これ。テプラとかポメラとか開封したときの気持ち。

本体がこれ。ちっさ。ほぼクレカサイズ。ベゼルは長辺の1辺だけが太い。ここにボタン付いてたらKindle Oasisっぽい。

画面はフラットで段差なし。ただちょっとグレア気味で反射があるかな。einkって本来もっと紙っぽい見え方するんだけど、これは若干テカる。自分が映り込んじゃうのヤダ。

薄さ、めちゃくちゃ薄い。iPhoneAirよりも。

電池なども含まれていないため。見た目通りのプラスチック片の重さ。重さは31グラム。

背面はロゴと「made in china」だけ。
じゃあ、電源をオン。普通のガジェットなら、ここで「電源ON!」ってやるじゃん?できません。なぜならボタンも電源もないから。

潔すぎ。ウケる。
ということでここからは、スマホアプリを用いて本体設定をしていくよ。
Santek EZ Signをアプリで設定しよう
説明書のQRコードから飛ぶと、びっくりするくらい丁寧な説明書が出てくる。

どうやらこの製品を作ったサンテックという会社。アメリカで創業されたが、創業者が日本の方らしい。
今回の説明ではiPhoneを使うけど、アンドロイド版もあるよ。アプリストアで”EZ Sign”と検索。

アプリ起動すると、なんか簡易画像編集アプリみたいな感じ。メルカリの商品画像編集機能くらいのエディタが開きます。文字置いたり、画像貼ったり、トリミングしたり。ぶっちゃけ外部で画像作ったほうが楽そうではあるんだけど、とりあえず遊んでみる。
まずレイアウト選択。分割テンプレとか結構ある。「名札」とか「掲示物」用途っぽい。じゃあ文字入れてみます。ぺぺっと入力。パワポでプレゼン資料作る感覚。

さらにQRコードも生成可能。URL貼るだけで一瞬でQR化。これは地味に便利。

オフ会で自分のXのQRコードを首にぶら下げられるね
で、完成したらアップロード。アップロードっていうとネットに投稿しそうに見えるけど、書き込みって意味合いっぽい。

ここで、eink製品特有の選択肢が。einkって、普通の液晶みたいな自由な色表現ができないので。「どう変換して表示するか」って処理が必要。プレビューを見ながら選択しましょう。
変換が終わると、iPhone側に「タッチしてね」って出る。マイナンバーカード読む時みたいなやつ。言われた通り、EZ Signをピッとタッチしましょう。

判定はシビア。ちょっと位置がずれると出ない。正しい位置にハマると転送開始。iPhoneの画面にパーセント表示が出て、少し待つと100パーセントに。

でもまだ。スマホを途中で離すと、中途半端なイラストになってしまう。iPhoneから転送ダイアログが完全に消え去るまで放置すると、画面、書き換わった。やば。メチャ楽しい。

電池も電源もないカードにスマホを近づけるだけでパッと絵が出るのは…わりと未来って感じ。
もうちょっと仕様の詳細を見てみよう。この4.2インチモデルは300×400ピクセルの描画領域。サイズ、解像度共にPSPくらい。

この4色描画モデルは赤、黄色、白、黒の4色だけで色を作る仕組み。

カラー画面ではあるものの、はっきりと得意不得意が決まっている。
アプリには手書き機能やテキスト入力機能があるが、実際、パソコンなどであらかじめ作っちゃい、それをそのまま表示するのがよさげ。
ということでね、完成したのがこちらになります。描画シーンを見てみよう。点滅注意。

まずはパッと反転カラーのものが表示され、それに徐々に書き足すイメージ。凝視すると酔うよ。
こんなにデジタルなことやってるのに、本体には電池を持たないってほんとに意味が分からん。

間もなくの到着でーす。ここでタイマーストップ。紫色が表現できないから、色を混ぜて頑張って再現してるのが分かるね。

幸いなことに投稿した動画のサムネイルをいっぱい持ってるし、いろいろ試してみよう。
ごらんのように、写真もわりと綺麗に出る。

4色しか表示できないとは言ったけど、描画モードの設定次第で頑張って描画してくれるので。

しっくりくる描画になるまで、設定を変えて試してみるのがいいと思うよ。

まとめ
ということで、電源不要電池不要のeインク端末。SantecのEZ Signのご紹介でした。
何に使うの?と思うかもしれませんが、僕は毎日日替わりで好きな絵描きさんのイラストとかをデスクトップマスコット感覚で飾るのに使ってます。
例えば、通勤中に今日の予定をさらっとスマホにメモし、そのスクショをEZ Signに転送しておく、みたいな立ち回りもできそう。
ということで、皆様のお手元にも一つ。一つと言わずいくつか、いかがですです?
じゃあ、今回はここまで。次回は何を買おっかな。観てくれてありがとねー。

これ、マジで気に入ってて、6台まとめ売り、購入秒読みです
