みなさんこんにちは、青山キリカです。
外出先や旅行先で、スマートフォンやタブレットなどの充電が必要になった時、手軽に使用できるモバイルバッテリーはとても便利です。
僕は現代っ子なのでスマートフォンは必須。スマホがないと、電車の時刻表も読めないしコンビニでお金を払うこともできません。
今回はAnkerの充電プラグつきモバイルバッテリー、511 Power Bank(PowerCore Fusion 5000)をレビューさせていただきます。
信頼できるブランド Anker
僕は何を隠そう、Anker製品の大ファン。
今回購入したAnker 511 Power Bankは、僕のモバイルバッテリー歴でたぶん5代目となるモバイルバッテリーです。
ブログに残っている情報を遡ってみると、Anker PowercoreFusion5000(初代)。
Anker Power Core Fusion 10000も愛用していました。
以前、Anker Power Core Fusion 10000とAnker PowercoreFusion5000(初代)の比較検証レビュー記事も書いています。これらとの比較も交えつつ製品をご紹介。
さて、ガジェットにおいて、電源周りのトラブルって非常に多いです。
異常に発熱したり、煙が出てしまったり。最悪の場合、満充電の端末を充電し続け、スマホのバッテリーを弱らせたり、不具合を起こしてしまうトラブルも考えられます。
その点、Ankerは信頼できるブランドです。モバイルバッテリー界に現れて以来、その首位を独占し続けているブランドと言っても過言ではありません。
本体が発熱しないようにする工夫、接続されている端末に必要な電力を判断する仕組みによって、ぴったりフィットする量のエネルギーを送ることが可能です。
実際、僕も今まで幾度となくAnker製の電源用品を利用していますが、充電中の大きな発熱もなく、カバンに入れっぱなしでもなんの不安もありません!
Ankerなくしてガジェットは存在できない。
電源がなかったらただの板切れだもんね。
Anker 511 Power Bankの写真レビュー
それでは、Anker 511 Power Bankを見ていきましょう。
外箱がこちら。iPhone12、13シリーズにも対応と書いてありますが、もちろんiPhone14シリーズも急速充電することが可能です。
外箱を開けてみます。
非常にコンパクトな本体が出てきました。想像以上にコンパクトで驚きを隠せません。だいたいエクレアくらいのサイズ感です。物価高でひと回り小さくなったエクレアくらいのサイズ感と思ってください。
中身を開封です。
右半分はツヤ消し、左半分はツヤ有りです。特に左半分のツヤ部分は非常に指紋が残りやすいため、どうせなら全部ツヤ消しが良かったなぁと思います。
ツヤあり部分は顔が反射するため、写真を撮るのも一苦労。
Type-C端子の反対側には、このようにストラップがあります。ポーチからすっと引っ張り出したり、家でなくさないようにキーボックスなどにぶら下げておくには重宝しそうです。
蓄光ストラップなどをつければ、夜中に探す際にも便利そう。
なお、このストラップはおそらく外すことはできません。ストラップ根元部分が出っ張っているのもデザインとしては好き嫌いが分かれそうでしょうか。つけたい人だけ使えるよう、ストラップホールだけ有るシンプルなデザインだともっといいと思う。
ツヤ消し部分の背面は、このようにプラグが内蔵されています。未使用時は折りたたんでしまうことが出来るため、カバンの中で引っかかったりじゃまになったりする心配はありません。サイコー!
また、プラグの穴を囲むようにバッテリーの情報が記載されています。きちんとPSEマークも見えますね。日本国内で販売されるバッテリーには必ずこれがついていないといけません。海外サイト等で購入したモバイルバッテリーにはこれが無いものもありますが、Anker社製品にはきちんとついています。安心して購入できますね。
正面ツヤ消し部分には、丸いボタンがあります。丸いボタン上にはバッテリー残量を確認するための4つのLEDがあり、ボタンを押すことでバッテリー残量を確認することができます。
4メモリ有るので、1メモリあたりバッテリー25%相当を示します。3つ光ってたら残量75%くらいです。
ツヤ消し部分側面には、Type-C端子があります。IQという文字は、Ankerの独自充電技術、「PowerIQ 3.0(Gen2)」対応を表しているようです。
なお、この端子を用いてモバイルバッテリー本体を充電することはできません。
Anker 511 Power Bankの魅力、強みって何だ!!
PoweCoreFusionはシリーズを通して、「コンセント一体型で、モバイルバッテリーを兼ねた充電アダプタ」という大きな特徴があります。その点を踏まえ、511 Power Bankの魅力を見ていきましょう。
1.コンパクトで軽量なのに容量がある
Anker 511 Power Bankが歴代ユーザーの視線を引き付けたポイントは、その形。
PowerCoreFuisonシリーズで初めて、スティック型の本体を実現しました。細長いため、カバンに収まりが良く、ペンケースやメイクポーチに忍ばせておくといった利用も可能です。
本体の重さは170g程度で、iPhone14とちょうど同じくらいです。自分が以前使っていたPowerCoreFusion10000は300g程度と少し重く、容量の違いはあれど毎日持ち歩くには大きくてかさばるなぁと感じていました。
大型のモバイルバッテリーは、無骨で存在感がありますが、Anker 511 Power Bankならコスメポーチだろうとペンケースだろうとどこから出てきても違和感がありませんね。
2.電源プラグが付いているため、単体で充電可能
本製品には、電源プラグが付いているため、単体で充電が可能です。つまり、別途電源を持たずに、手軽にモバイルバッテリーを充電することができます。外出先での急な充電ニーズにも対応できる、とても便利な機能です。
通常のモバイルバッテリーだと、モバイルバッテリーの他に、それを充電するための充電アダプタが必要になります。荷物はかさばるし、余分なケーブルを持っていく必要も生じます。
また、モバイルバッテリーはそれ自身を予め充電しておく必要があります。
これが意外と面倒で、忘れてしまい、いざ旅行当日になってみて「空っぽだ!!!!!!」と気づいてしまう場面ってよくありますね。
Anker 511 Power Bankは普段から充電アダプタとして振る舞います。いつも使っているUSB充電器をこれに置き換えるだけで、全く意識せずとも普段からフル充電のモバイルバッテリーが完成です。
信頼できるAnker製なのでコンセントに差したままでも安心!
「普段はUSB充電器として使いたい」というニーズをお持ちの方にとって、Anker 511 Power Bankのスリムでコンパクトなデザインはコンセントに挿しっぱなしでも邪魔になりづらく、オススメです。
3.20WのPD出力が可能
Anker 511 Power Bankは20Wの高速充電に対応しています。小型のモバイルバッテリーは出力を絞られたものも数多く存在するため、それと比較してAnker 511 Power Bankは十分なパワーを持っています。
もし外出先でもMacbookやiPadなどを最速で充電したいという人にとっては、より高いワット数をもつ製品が必要となり、この製品がベストとは言いづらくなります。
大事なポイントですが、
モバイルバッテリーはバッテリー容量や給電速度と重さ、大きさがトレード・オフの関係にあります。
Anker 511 Power Bankは「スマホを1回満充電にしたい」という用途に特化したバランスを取っています。容量の5000mAhはスマホ1台満充電を謳っており、出力はiPhoneの急速充電最大値である20W前後が設定されています。
iPhone1台。それぴったりサイズ
僕はMacbookもiPadも使うため、屋外でこれらを充電したいと思う場面もたくさんあります。Ankerの他の製品には、このニーズに対応したものもありますが、Anker 511 Power Bankのコンパクトさがとても魅力的であったため、この製品を選びました。
自宅にいる際は、
- Anker 511 Power Bank(20W) → ワイヤレスイヤホンやSwitchのProコントローラーなど
- RAVPOWER 60W充電器(60W) → Pixel7ProやiPad、Macbook
と言うように、高速充電したいものとそうでないもので使い分けています。
充電出力は必要ラインを確保しつつ、小型化にエネルギーを割いてくれた製品です。そこがこの製品の大きな魅力!
Anker 511 Power Bankの致命的な欠点
じゃあこの製品、手放しに褒めちぎれるかというと決してそういうわけではありません。
当製品は「コンセントに挿しっぱなしにし、普段はUSB充電器として利用する。必要なときだけ持ち運んで使いたい」と言う用途で購入する方も多いと思います。
さて、こちらの写真を見てください。
コンセントに差した状態でType-Cケーブルをつなぐと、あら不思議。下のコンセントが塞がれてしまします。
テストで使ってみたりしなかったのかい
逆に、本体をコンセント下部に差し込むと、当然ですが本体によってコンセントの上側が塞がれてしまいます。
例えば、対策としては
- L字型のType-Cケーブルを利用する。
- 延長コードを使う
と言った方法で対応できますが、普段遣いのものに対してそういった気遣いが必要なのはちょっと面倒ですねぇ。
ちょっと不格好になるけど、「コンセントに対して水平方向にType-C端子をつける」とデザインのほうが良かったと思われます。
まとめ
ということで今回は、コンセント一体型のスティック型モバイルバッテリー、Anker 511 Power Bankをレビューさせていただきました。
当製品は何よりもコンパクトで、スマートフォン1台を充電するために常に持ち歩くことにピッタリの製品です。
普段はコンセントに繋ぎっぱなしにして、お出かけの際にはコンセントから引っこ抜き、そのままリュックにシュート。バッテリー空っぽの不安に怯えることなく、日常がストレスなく過ごせるようになりますね。